マウスカーソルによる航空レーダー操作
2025-09-12 11:30
開発者ブログ
大型アップデート「タスクフォース(Tusk Force)」は、インターフェースへの改善なくしては完結しません!今回は、航空レーダーの改善点について紹介します。既に使い慣れている皆さまも、初めて学ぶ方も、より視覚的で便利な操作が可能になります。早速見ていきましょう!
仕組みについて
今回紹介する変更以前は、プレイヤーの皆さまはレーダーを使用するためには多くのキーバインドを記憶・使用する必要がありました。これを簡略化するため、レーダー操作ロジックの一部をHUD(ヘッドアップディスプレイ)から操作可能にします。これはレーダーコントロール画面追加時に地上用の対空車両に実施した方法と同様なものです。
大型アップデート「タスクフォース(Tusk Force)」で実装される航空機のレーダー画面はインタラクティブになり、マウスカーソルでクリックできるようになります(「マウスカーソルを表示する(Show mouse cursor)」ボタン有効時)。レーダー上の目標は、単純にクリックするだけで選択可能になり、ダブルクリックすることで即座に好きな目標を捕捉できます。表示されている記号をクリックすることでレーダーのモードや範囲を変更することができ、マウスボタンを押し続けると(「選択目標切り替え表示(Cyclic target switching)」が無効時)、レーダーのスキャン範囲、または捕捉カーソルを動かすことができます。
これに加え、レーダー画面の周囲に個別のボタンを表示することができ、マウスクリックでさまざまなレーダー機能(モード変更、大きさ変更など)を有効にすることができます。
レーダー周りのボタンを有効にするには、アクションバーの「レーダー操作タイプを切り替える(Switch the radar control type)」をクリックしてください。有効にした場合、デフォルトでは表示されるボタンの上に割り当てられたキーバインドが表示されます。アクションバー上の「レーダー操作タイプを切り替える(Switch the radar control type)」を再度クリックすると、ボタン上部のキーバインドが非表示になり、もう一度クリックするとボタン自体も非表示になります。
アクションバーにはさらに2つのアクション:「レーダー / 赤外線捜索追尾システムの目標をロックオン(Lock Radar/IRST on target)」と「レーダー / 赤外線捜索追尾システムを選択して目標をロックオン(Select Radar/IRST target to lock)」があります。(こちらは「航空レーダーの選択目標切り替え表示(Cyclic target switching of aircraft radar)」のオプション設定が有効時のみ作用)。
これらの改良により、初心者はレーダーの複雑な仕組みを素早く習得できるようになり、経験豊富なプレイヤーはレーダーの機能を最大限に活用できるだけでなく、キーバインドをいくつか解放することも可能になります。
今回は以上になります。開発記事はまだいくつか残っていますので、これらの情報にご注視ください!
The War Thunder Team