BM オプロート-T:ジャングルを駆け抜けて!
2025-09-23 17:00
解説
今回は、ウクライナ製主力戦車T-84オプロートの輸出型であるタイ王国陸軍BM オプロート-Tを見ていきましょう!
BM オプロート-T 主力戦車 日本 ランクVIII
特徴:
オプロート-T紹介
タイ王国陸軍が運用するT-84 オプロートの輸出型は、T-80ファミリーの中でも最先端の一つです!ERA(Explosive Reactive Armour:爆発反応装甲)が組み合わさった優秀な装甲、強力な砲弾、先進的な電子システム、改良された後進速度を備えています。そしてこれらは日本に追加されます!それでは詳しく見ていきましょう。
BM オプロート-Tは、ハルキウ戦車工場製のT-80UD主力戦車のさらなる発展型です。今回の記事では、新型砲塔設計と改良された車体を特徴とするため、はじめにオプロートの装甲防御から見ていきましょう。T-80シリーズの伝統的な均質圧延鋼装甲とERA(爆発反応装甲)の組み合わせに加え、ウクライナの設計者はオプロートに国産ERA(爆発反応装甲)モジュールの内蔵型と外装型を装備しました。これらのERAブロックは、誘導ミサイルなどのHEAT弾(対戦車榴弾)兵器に対する防御力を大幅に向上させるだけでなく、運動エネルギー弾に対する防御力も強化しています。「デュプレット(Duplet )」ERAブロックが車体側面に追加され、車体前面と砲塔前面にも取り付けられています。しかし、それだけではありません!既に高い防御性能を誇るオプロートには、さらにLWR(レーザー警報受信機)と「ヴァルタ(Varta)」ソフトキル型APS(Active Protection System:アクティブ防護システム)が装備されています。これはSACLOS(Semi-Automatic Command to Line of Sight:半自動指令照準線一致誘導方式)のATGM(対戦車誘導ミサイル)の誘導を妨害し、飛行経路から逸脱させる効果を有しています。
![]() | ![]() |
知っていましたか?:「オプロート(Oplot)」はウクライナ語で「砦」を意味します。 |
BM オプロート-Tの内部には多くの興味深い機器が搭載されています。主要な区画には依然として28発を収納する大型カルーセル式自動装填装置が備わっており、乗員のスキルに依存せず高い発射速度を実現しています。タイ仕様特有の改良点として、砲塔後部には拡張型バッスルラックが設置され、追加砲弾を収納可能となっています。BM オプロート-Tは現代的な射撃統制装置も備えており、パノラマ式車長用照準器、レーザー測遠機、車長および砲手用の熱線映像装置が装備されています。
オプロートの真価が発揮される砲弾について詳しく見ていきましょう。ソ連ツリーの戦車でお馴染みの砲弾に加え、BM オプロート-Tは優れたGP125 ATGM(対戦車誘導ミサイル)を装備しています。さらにオプロートは新型の最高性能BTA4 APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)を発射可能で、最大貫通力は0.5メートル以上の装甲を突破します!
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
電子機器、火力、防御力を紹介してきましたが、次は機動力を見ていきましょう。ここで大きな問題となるのは、T-80シリーズの典型的な遅い後進速度が改善されたかどうかです。答えはYES!オプロートは新型の1,200馬力エンジンを搭載し、舗装された道路では最高速度約70km/hに到達します。しかし、最も注目すべきは改良されたトランスミッションです。T-72やT-80の先行車両とは異なり、オプロートは驚異的な30km/hの後進速度を誇ります。これにより射撃後の迅速な遮蔽物への退避や、窮地での走行が大幅に向上しました。この特性によりBM オプロート-Tは、総合的な機動力においてゲーム内でもトップクラスの主力戦車の1両となっています!
長くなりましたが、今回は以上となります!万能な輸出型のBM オプロート-Tは、タイ王から日本の地上車両ツリーのランクVIIIへ提供されます!私たちも含め、大型アップデート「タスクフォース(Tusk Force)」の実施と共に、バトルで使用可能になるこの新たな戦車を待ち望んでいます。
※なお、本車両の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。
下記パックにより、BM オプロート-Tの研究を大幅に加速することができます:
|
|
The War Thunder Team