コミュニティアップデートNo.8:フィードバックに対する返答と今後の予定
                    2025-10-15 09:00
                                        
                    
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どうも皆さん。コミュニティアップデートをお届けします。今回は、 先日の発表内容について説明し、次期大型アップデートと次回兵器イベントで追加される要素について紹介します。
免責事項:開発ブログ、Devサーバー、正式リリースなどに先んじて、開発中の情報を共有できることを嬉しく思っていますが、本記事内の新機能、新兵器、新マップについては、変更、延期、または中止される場合があることにご留意ください。『War Thunder』では、常に開発が行われており、他のゲーム開発と同様に、予期しない遅延や予想外の状況が発生することがあります。ゲーム情報に関心をお寄せいただきありがとうございます!  | 
最近の国家に関する発表の続報

先日、『War Thunder』におけるサブツリーのアプローチ方法について説明しました。皆さまからのご意見を慎重に検討した結果、根本的な見直しを行い、開発チーム内で徹底的に協議することを決定しました。まず、本テーマに関して寄せられた貴重なフィードバックと詳細な意見交換に対し、心よりお礼申し上げます。コミュニティの皆さまの熱意と積極的な関与に深く感謝しており、今後も議論される主要なテーマを常に注視してまいります。
中国ツリーへシンガポール兵器を追加し、これまで実装できなかった兵器類で多様性とゲームプレイの幅を広げることを検討していました。前回の投稿で述べた通り、これは検討事項であって、現在の構想が必ずしも全て導入されるとは限りません。結局のところ、これらの計画は確定したものではありませんでした。皆さまからのフィードバックを精査し、計画に反映させました。シンガポール兵器は複数のツリーに配置される見込みです。各兵器の特性や関連性を個別に判断し、最も適切かつ関連性の高いツリーに配置する方針です。
イスラエルツリーに関する提案も拝見しました。現在、ゲームプレイの多様性を高めるため、イスラエルツリーにギリシャとキプロスを追加することで拡張する計画があります。また、シンガポール兵器の一部をイスラエルにも追加することも検討中です。これにより、イスラエルツリー内でプレイ可能な興味深い兵器が多数追加され、ラインナップが強化されるほか、従来では実現不可能でしたが、将来的に航空機も複数追加する可能性があります。日本ツリーには、インドネシア兵器がさらに追加予定で、その後間もなくマレーシアの航空機も合流し、航空ツリーの強化を図る計画です。
中国に対しては、既存の使用可能兵器のラインナップを強化するため、当面の優先事項として国産兵器の追加を進めます。中国には新たなSAMシステムやトップランクジェット戦闘機をはじめ、その他にも様々な兵器の開発を短期間で展開する予定です。また、計画中の国産兵器と並行して、パキスタン製兵器という選択肢を推進し、技術ツリーの拡大を支援します。加えて、ランク帯を補強するために人気の高いアメリカ製主力戦車も導入予定です。
それから、韓国(大韓民国)と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の兵器を含む独立した朝鮮国家の研究ツリー導入も計画中です。
改めまして、ご意見ご要望にお礼申し上げます。皆さまからのフィードバックは大変貴重であり、私たちはそれらを定期的に議論し、多くの点を今後の計画に反映させております。今後の進展については、これから発表されるニュース記事でお知らせしてまいりますので、どうぞご期待ください!
次期大型アップデート予告

2025年も残すところ3か月ということで、2026年を目前に控えた2回の大型アップデートが準備されています。今回は、まもなく実施される大型アップデートの予定内容について説明します。
兵器
次期大型アップデートでは、ユニークな兵器をいくつか計画しています。フォーラムでは、以前から噂されていたものや話題に上がっていたものをいくつかピックアップしました。他にもありますので、今後の開発ブログにご注目ください。
ネイティブアメリカンの部族に関連する名前を持つ兵器が登場する予定で、アメリカの大きな州の州都でもあります。何かわかりますか?
前回の大型アップデート「タスクフォース(Tusk Force)」にて、複数のモスキートの派生型が追加されましたが、今回はついに待望の派生型である4,000ポンド爆弾を搭載可能な改造型モスキートB Mk XVIがイギリス空軍の部隊兵器(Squadron vehicles)として登場します!長年にわたり要望の多かった機体だったため、プレイヤーの皆さまが実戦で使用することを楽しみにしています。
2025年4月、「勝利の伝説(Legend of Victory)」記事で、安定装置を備えたT-34-85について簡単に触れて以来、多くの皆さまがその行方を気にかけていたことでしょう。今回は、いよいよこの戦車が次期大型アップデートでゲームに登場することを正式に発表します!

前回の大型アップデートでは、ティーガーII(Nr.1-50)の視覚モデルを刷新し、将来的にはティーガーIIにも同様のアップデートが施されるとお伝えしていました。今回は、通常のティーガーIIにも新たな更新モデルに差し替えられ、これまで以上に美しい姿となることをお知らせします。生まれ変わったティーガーIIの名称と洗練されたモデルに対する反響を拝見し、この新たな更新モデルが、伝説のティーガーIIに適用されることを多くの方々が喜んでくださると確信しています。
最後に、予てより指摘の多かったイタリア初の部隊兵器(Squadron vehicles)も遂に実装できることを嬉しく思います。С13 TUAをお披露目します!

艦艇のダメージコントロール

海戦をプレイする上で、集中砲火を受けた後の生存は疑う余地もなく大変です。消火システムの作動、排水、修理を可能な限り効率的に行うことを常に求められます。さらにここ数か月でダメージモデル(特に火災や弾薬庫の危険な誘爆)も変更したため、艦艇が瞬時に破壊されるのを防ぐには迅速な対応が必要不可欠です。
以上の点を踏まえると、現在のダメージシステムは管理が非常に困難です。なぜなら、プレイヤーは基本的に、目標を狙いながら射撃して撃沈するというゲーム根幹のプレイ目的から注意が逸れてしまうためです。さらに、このシステムは常に理想的なバランスを保っているわけでも、私たちが望むほど公平なものでもありません。例えば、プレイヤーがすべての行動を正しく実行しても、ホットキーを数秒間押し続けることが必要なため、限られた時間内に修理システムを優先するタイミングが遅れてしまう場合が起こり得ます。それによって艦が破壊されてしまうことがあるため、腹立たしい結果を招いてしまうでしょう。
そのため、今回は海戦の新たなダメージコントロールシステムを発表します。これによりプレイヤーは自動化要素を導入できるようになります。プレイヤーは事前に優先順位を設定し、その瞬間に最も重要な作業(消火、修理、排水など)を選択することで、素早く切り替えることが可能になります。
その仕組みを簡単に説明しましょう。格納庫内では、改造画面の右下にある「ダメージコントロール(Damage Control)」ボタンをクリックすることで、ダメージコントロールメニューにアクセスできます:

この画面では、利用可能なオプションから「ダメージコントロール」ビルドを組み立て、それぞれをアクションバー上の3つのボタン(以前は消火、修理、排水ポンプが配置)のいずれかに割り当てることができます。

注意:本画面と表記は現在開発中で、名称・説明・数値は変更される可能性があります。
各ダメージコントロールビルドには、主要プロセス、二次プロセス、追加プロセスが存在します。
3種類のダメージコントロールオプションのいずれか1つのみを実行している場合、それは最大速度で作業します。さらに、艦が損傷を受けると同時に自動開始されるため、プロセスを始めるためにボタンを押す必要がなくなりました。3つのプリセットを切り替え、直面している戦術状況に基づいて優先するプロセスを変更できます。
現在、各設定値の調整を進めており、近い将来にDevサーバーで実際にテストすることが可能になるため、そこでフィードバックをお寄せいただくことができます。
ゲーム内の武装および兵器のパラメーターに関する詳細情報

このゲームには非常に複雑な兵器、センサー、武装が登場しますが、それらのパラメーターの大半は現在プレイヤーには非表示となっています。これは情報を公開したくないからではなく、特に新規プレイヤー向けに、これらのデータを便利かつ明確に表示する方法を確立することが大きな課題だからです。現在、ゲームインターフェース上で複雑な機能を表示する仕組みの開発と、特定のパラメーターを表示する設計の開発を進めています。
まずは実装が最も容易な部分から着手し、そのあと他の領域にも同様の機能を段階的に追加していきます。最初に実装するのは、装甲貫通力と砲弾弾道に関する詳細データです。次に、誘導ミサイルの特性や航空機のフライトモデルに関する有用な情報の実装を試みる予定です。ただし、前述の通りメカニズムの設計と実装に時間を要するため、近い将来での実現は期待しないでいただけると助かります。
以下は、現在計画中のデザイン案のモックアップ画面です。いずれも現在開発中です。
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無料のデイリーバックアップ

戦車戦、海戦、空戦のアーケードバトル(Arcade Battle:AB)において、『War Thunder』は戦闘で真の力を発揮するために兵器プリセットのラインナップが大変重要です。しかし、ラインナップを揃えられないプレイヤーも存在し、その解決策の1つがバックアップの活用なのですが、これらはランダム報酬で入手するか購入する必要があるため、常に所持しているとは限りません。この(プレイヤー個人とチーム双方にとって)有用なメカニズムをより多くのプレイヤーに理解・使用してもらうため、バックアップの普及と促進を図りたいと考えています。
近日中に、プレイヤーが戦闘中に無料で使用できるバックアップをいくつか追加します。これは全国家・全ランク・全モードで使用可能な共通のバックアップ数となります。これらの無料バックアップはインベントリに振り込まれるものではなく、戦闘中に直接使用できるものとなります。使い切った後は翌日まで待つ必要がありますが、次の日にリセットされたあと補充されます。
こちらは近い将来に追加する予定ですが、おそらく次期大型アップデートには間に合いません。現在は着々と開発を進めているため、リリース準備が整い次第、お知らせしますので、ご期待ください!
今後のイベント

2025年も残すところ3か月になりました。この時期は通常、『War Thunder』にとって最も忙しい時期であり、大型アップデートやイベント、ゲームのサービス開始アニバーサリー記念が集中します。EFVイベント終了後には恒例の特別イベント「夢は叶う(Dreams Come True)」を開催予定で、今回は航空機がテーマとなります。
今回は以上になります!
次期大型アップデートに関する詳細情報は、開発ブログや公式発表を通じて近日中に公開予定です。
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