チーフテン 900:ロイヤル・オードナンス製チーフテン
2025-10-16 09:00
解説
今回は、ロイヤル・オードナンス・ファクトリーズ(Royal Ordnance Factories:ROFs)が輸出を目的として開発したチーフテン Mk 5の改良型であるチーフテン 900を紹介します。
チーフテン 900 主力戦車 イギリス ランクVI
特徴:
・900馬力のエンジンにより機動性が向上している点・APFSDS、APDS弾、HESH弾を発射可能な120mm L11A5砲を搭載する点
・チーフテン Mk 5と装甲が類似しているものの上部に金属被覆が施されている点
・レーザー測遠機が追加されている点
チーフテン 900紹介
次期大型アップデートの実施と共に、イギリスに追加されるチーフテンの新たな派生型であるチーフテン 900を紹介します!チーフテン 900は、ロイヤル・オードナンス・ファクトリーズの民間事業として、海外輸出を目的にチーフテン Mk 5をベースに改良を行った戦車です。新型のエンジンと異なる砲塔および車体形状の刷新によって、本戦車をプレイすると、実家にいるような安心感を覚えるでしょう。それでは、詳しく見ていきましょう!
興味深い事実:「チーフテン 900」の「900」は、ロールス・ロイス社製コンドルエンジンの900馬力に由来しています。 |
最初にお伝えするのは、チーフテン 900がチーフテン Mk 5に改造・改良を施した戦車であるという点です。チーフテン Mk 5は、少なくとも同世代の戦車と比較すると機動性が弱点でした。チーフテン 900では、760馬力だったMk 5のエンジンから900馬力のロールス・ロイス社製エンジンに換装することで、この弱点を克服しています。これにより、チーフテン 900は52km/hの最高速度に到達することができます。この速度はそれほど速いように思えないかもしれませんが、チーフテン戦車にとって機動力の向上は、どんな些細なことでも役立ちます。これにより、本戦車は険しい地形や荒れた地形でもより効率的に移動することができます!
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チーフテン Mk 5が搭載していた強力な120mm砲とその弾薬はチーフテン 900にも引き継がれていますが、L23 APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)が追加され、APDS弾(装弾筒付徹甲弾)、HESH弾(粘着榴弾)、発煙弾を搭載できます。また、従来のチーフテンと同様の砲の旋回速度も有しています。他の追加要素としては、チーフテン Mk 3 / 5にはなかったレーザー測遠機を備えているため、即座に距離を測定することができます。全体として素晴らしい火力を有し、そこにチーフテン特有の再装填速度が組み合わされることで、敵戦車を問題なく効率的に撃破することができるでしょう。さらに、4人の乗員を有し、砲塔上部の7.62mm機関銃と主砲上部の7.62mm同軸機関銃を備えています。Mk 5にあった12.7mm機関銃は撤去されていますが、砲塔側面の発煙弾発射機はそのままです。
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外観的には、チーフテン 900の装甲レイアウトは、Mk 5と比較して大きく異なります。車体はT-10Mを彷彿とさせ、砲塔自体も独特な外観を有しています。ROFはチョバムアーマーを備えた戦車として販売しましたが、実際には2両の試作車両はチョバムアーマーを備えていませんでした。チーフテン戦車によく見られた丸みを帯びた砲塔の代わりに、砲塔と車体正面が金属被覆で覆われ、チョバムアーマーを装備した場合の変化を模したシャープな外観を有していました。これはゲーム内でも同様に再現され、計画されていたチョバムアーマーのパッケージは備えられません。その代わりに、前述の金属被覆が施され、防御力がわずかに向上しています。とはいえ、実態としては特筆するほどのものではありません。その下には、お馴染みのチーフテン Mk 5の砲塔と車体がそのまま残っており、さまざまな砲弾に対して非常に優れた防御力を発揮します。しかし、車体と下部装甲板は依然として大きな弱点となっています。
チーフテン 900の紹介は以上です!まとめると、本戦車はチーフテン Mk 5にレーザー測遠機とより強力なエンジンを搭載し、砲塔と車体に追加の金属装甲を施した戦車と言えます。今回は以上です。今後も発表される開発記事にご注視ください!
※なお、本兵器の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。
下記パックにより、チーフテン 900の研究を大幅に加速することができます:
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The War Thunder Team