部隊兵器(Squadron vehicles):イタリア初の部隊兵器C13 TUA



今回は、イタリアのC13装軌式多用途プラットフォームを基にした試験車両を紹介します。TOW ATGM(Anti-Tank Guided Missile:対戦車誘導ミサイル)を搭載し、遮蔽物の背後から発射可能な機能を備えています!

C13 TUA 対戦車誘導ミサイル運搬車 イタリア ランクVI 部隊兵器


特徴:
・I-TOW ATGMを発射可能な格納式の発射機を搭載する点
・移動中に発射できない点
・防御が軽装甲な点
・優れた機動性を有する点
・熱線映像装置を搭載する点



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C13 TUA紹介


『War Thunder』次期大型アップデートの実施と共にイタリア国家ツリー初となる新たな部隊兵器(Squadron vehicles)として、実験的なイタリアのC13 TUA対戦車誘導ミサイル運搬車が登場します。この車両は展開可能なTOW対戦車ミサイル発射機を装備しており、低い遮蔽物の影に完全に隠れた状態から発射することが可能です。それでは詳細を見ていきましょう!

C13 TUAは馴染み深い外見をしているかもしれません。これはオート・メラーラ(OTO Melara)社が製造した車両で、アメリカのM901と同様の発射機を採用しているためです。また、全体的なレイアウトも類似しているため、M901で確立されたプレイスタイルが、そのままC13 TUAにも当てはまります。





2発のI-TOWミサイルを並列に配置した発射機は、車両シャーシから折り畳み式で展開・昇降します。また、熱線映像装置を備えた照準器は、2基のミサイルチューブの間に配置されています。遮蔽物のある場所に陣地を構えると、車体全体が隠蔽され、発射機のみを敵に晒した状態で攻撃が可能となります。発射機が敵砲弾に被弾した場合、使用不可能になりますが、修理後は通常通り使用可能になる点を留意しておきましょう。







M901を使用したことがある場合は、C13 TUAの仕様にはいくつかの制限があることにお気づきのはずです。具体的には、完全に静止した状態でのみ発射可能であり、発射機が射撃位置まで展開するには一定の時間を要します。この特性に加え、防弾性能のみ備えた軽装甲であるため、C13 TUAは激しい戦闘に向いておらず、移動中は敵戦車および航空機に対して容易な標的となってしまいます。C13 TUAの脆弱な装甲は、HE弾(榴弾)の爆発に対しても弱く、これが発射機に命中した場合でも車体上部を簡単に貫通されてしまいます。ただし、機動性は良好で最高速度70km/hに到達可能なため、バトル開始時に有利な位置に展開可能で、市街地や荒い地形でも素早く再配置を行うことができます。

ランクVIのC13 TUAの紹介は以上になります!本車両はイタリア初めての部隊兵器(Squadron vehicles)となり、部隊のアクティビティポイントで獲得するか、ゴールデンイーグルで購入することができます。それでは今後の開発記事で会いましょう!

※なお、本兵器の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。



The War Thunder Team