『War Thunder』:誘導兵器における照準点への斉射

今回は、トップランク航空機におけるPOI(Point of Interest:特定地点)機能の拡張についてお話ししたいと思います!



『War Thunder』の「スマート」兵器で今さら誰かを驚かせるのは難しいかもしれませんが、それでも挑戦します!次期大型アップデート「ヘビーキャバルリー(Heavy Cavalry)」では、現代の兵器システムに新たな機能として、「複数照準点(multiple aiming points)」を実装します!

これまで、ゲーム内には「POI(特定地点)」が1つしか存在しませんでした。このため、複数の目標に対して誘導兵器を斉射するのは困難で、後続の各目標を手動で狙うには再度機体を向き直し、目標を捕捉してから発射する必要があり、その分SAM(地対空ミサイル)からの反撃に晒される危険性が増加していました。複数の照準点が使えるようになれば、発射の間隔、ひいては防空エリアでの滞空時間が短縮され、機体が無事に基地へ帰還できる可能性が高まります。

注意:本機能はWIP(Work-in-Progress:開発中)です。インターフェースのデザインは最終版ではありません。


それでは、その仕組みを詳しく見ていきましょう。GNSS(全球測位衛星システム)誘導兵器を搭載する全ての航空機にて、新特定地点とは独立した新たなウェイポイントで、「照準点」と呼ばれるマーカーを設定できるようになります。基本的に実態としては、保存された座標に過ぎません。最大10個(0~9番)の照準ポイントを設定し、これの切り替え・削除・編集を行ったり、「特定地点」を現在の照準点に移動させたりすることが可能になります。これらの操作は割り当てたキー、または戦術マップから行えます。

照準点は、ルート上の地点や危険地帯をマーキングしたり、飛行場など特定の目標までの距離を計測したりといったナビゲーション用途のほか、戦闘における兵装の発射にも活用できます。これからは、先に目標を発見してその座標を「記憶」させ、事前にマーキングしたポイント間を切り替えながら誘導兵器を操作・発射することが可能になります。赤外線誘導やTV誘導の兵器は発射前に依然として目標捕捉が必要で、レーザー誘導弾も目標指示が必要ですが、複数の目標間を切り替える動作は格段に速くなります。本機能は、静止または低速の敵に対して特に有効です。


とはいえ、この機能の恩恵を最も大きく受けるのは衛星誘導兵器でしょう。GNSS(全球測位衛星システム)データで誘導される爆弾やミサイルは、照準点に紐付けて斉射が出来るようになるからです(しかも搭載母機は地形に隠れたままでも実行可能)。弾体とのリンクには手動と自動の2つのモードがあります。手動モードでは、現在の照準点に特定の弾体をリンクし、必要に応じて各ポイントに異なる種類の複数弾体にそれぞれリンクすることも可能です。自動モードでは、照準点を設定して選択した兵装を斉射するだけで済みます。この場合、0番から順に各照準点へ弾薬が1発ずつ消費されていきます。

拡張されたPOI(特定地点)機能を実際にゲーム内で試し、地上目標に爆弾を投下できるようになる日もそう遠くありません!今回は以上になります。次回の開発ブログでまたお会いしましょう。

※なお、本メカニクスの詳細は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。



The War Thunder Team