『War Thunder』:対レーダーミサイル&電子支援対策!
皆さまからの強いご要望にお応えして、ついにお待ちいただいていた機能が実装されます!大型アップデート「ヘビーキャバルリー(Heavy Cavalry)」では、防空システムに立ち向かうための新兵装が手に入ります。それがARM(Anti-Radiation Missile:対レーダーミサイル)とESM(Electronic Support Measures:電子支援対策)です。ゲーム内で新たな脅威が次々と登場する中、この種の兵装はますます重要性を増しています。新型のSAMシステムが追加された今、それらを排除するには新しい武器が必要です。そして、『ニュークリアエスカレーション(Nuclear Escalation)』モードでは、対レーダーミサイルなくして勝利はあり得ません!それでは、これらが一体どのようなもので、どう機能するのかを詳しく見ていきましょう。
ARM(Anti-Radiation Missile:対レーダーミサイル)
まずはARM(Anti-Radiation Missile:対レーダーミサイル)から見ていきましょう。これらのミサイルは、パッシブ・レーダー誘導弾頭を搭載しています。つまり、敵のレーダーが発する信号をミサイルが探知し、その発信源を捕捉するという仕組みです。電波の発信源は、対空自走砲や艦艇のレーダー、あるいは他の航空機の搭載レーダーである場合もありますが、後者はかなりの例外です。
例外といえば、「砂漠の嵐作戦(Operation Desert Storm)」の最中、AGM-88 HARMミサイルが、尾部防御砲塔の照準用に尾部レーダーを作動させていた低空飛行中の連合軍B-52G爆撃機に命中したという事例があります。この機体は無事基地へ帰還し、後に「イン・ハームズ・ウェイ(In HARM's Way)」と名付けられました。
簡易比較表
以下では、既存のSARH(semi-active radar homing:セミアクティブ・レーダー・ホーミング)およびARH(Active Radar Homing:アクティブ・レーダー・ホーミング)ミサイル(※ゲーム内実装済)に加え、新たに導入のARM(Anti-Radiation Missiles:対レーダーミサイル)がどのように動作するかを比較した簡単な比較表を掲載します。
SARHミサイル 自機がレーダー信号を発信し、それが目標に反射します。ミサイルはその反射波を探知して追跡します。 | ARHミサイル ミサイル自身がレーダー信号を発信し、それが目標に反射します。ミサイルはその反射波を探知して追跡します。 | ARM(新) 敵のレーダーが信号を発しています。ミサイルはそのレーダー信号を探知し、発信源を追跡します。 |
ARMの使い方
これらのミサイルを使用する上で押さえておくべきポイントは何でしょうか?まず何よりも重要なのは、シーカーは特定のレーダーバンド(※ゲーム内アルファベット表記)のみを検知するように調整されている点です。異なる波長(バンド)の電波を発する目標は、ミサイルにはまったく見えません。したがって「敵を知る」ことが重要であり、想定される相手の範囲に応じてミサイルを選択する必要があります。その手助けとして、ミサイルの兵器カードには対応する波長(レーダーバンド)が記載されており、カーソルをかざすと、その範囲の信号を発する兵器の一覧が表示されます。
ツールチップインターフェースのモックアップ
もう1つ留意すべきは、ARMの威力です。多くのレーダー信号が断続的な性質を持つことや、地面や周囲の物体からの電波反射の影響により、常に目標に直撃できるとは限りません。多くのミサイルには近接信管が搭載されており、精度の不足を補ってくれます。ただし、これを使用すると、起爆は目標からかなり離れた位置で起こるため、装甲目標へダメージを与えるのが難しくなります。ゲーム内では近接信管を無効にする選択肢も用意されますが、無効にすると今度は精度に懸念が生じてしまいます。
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つまり、ARMを上手く活用するには、状況の特性を踏まえ、それに応じて適切に対応する必要があります。これは「ワンクリック」で解決できる代物ではなく、むしろ使いこなせれば非常に有用な高度に専門化された兵器なのです。
大型アップデート「ヘビーキャバルリー(Heavy Cavalry)」では、全ての国家のARM搭載可能機体に新しいミサイルを追加します。新たに加わるのは以下の通りです: |
ESM(Electronic Support Measures:電子支援対策)
さて、ミサイル本体については解説しましたが、では実際にどうやって発射するのでしょうか?単にシーカーを有効にして、最初に見えた目標へミサイルを撃つこともできますが、それが常に効果的とは限りません。そこで活躍するのがESM(Electronic Support Measures:電子支援対策)機能です。
レーダーインジケーターと置き換わるこのセクター分割表示画面には、ESMが探知した信号の発信源が表示されます。全てのESMシステムは、信号強度と座標を特定し、対レーダーミサイルに目標指示を提供することができます。さらに一部のシステムでは、脅威の種類まで識別することが可能です。「列」は探知した発信源は方位角によって、「行」は信号強度によって決定されます。下の行ほど信号が強いことを示します。レーダーと同様に、この画面上で目標を選択し、ミサイルを発射することができます。操作はいたってシンプルです。
多くの場合、ESMセンサーは専用のポッドとして設計されているか、装備された対レーダーミサイル自体がセンサーの役割を果たします。例えばAGM-88 HARMはこの機能を備えています。ただし、電子支援センサーが航空機のシステムに直接統合されている場合もあり、その場合は対レーダーミサイルを全て撃ち尽くした後でも機能を維持できます。
ESMセンサーは、走査時間にも違いがあります。視野全体をほぼ瞬時に更新できるシステムもあれば、レーダーのようにセクターごとに空間を走査するタイプもあり、後者は通常かなりの時間を要します。例えば、AGM-88ミサイルの最も広い視野を一巡するには、実際には最大90秒もかかることがあります。
今後の展開
今回は初めに電子支援センサーによる誘導可能な新しミサイル、そして可能であれば広範囲のシーカーを備えたものに絞って追加することにしました。とはいえ、AGM-45 シュライクのような旧式ミサイルを将来的に追加する可能性も排除していません。全ては、大型アップデート「ヘビーキャバルリー(Heavy Cavalry)」で導入される対レーダーミサイルがゲーム内でどのような能力を発揮するか次第です。
なお、ここで紹介したミサイルの中には、実際にはLOAL(Lock-On After Launch:発射後ロックオン)モードを備えているものもありますが、ゲーム内、特に混合戦では味方と敵の無線発信源が狭い範囲に密集しがちであるため、これらのミサイルは既知の信号に対してのみ発射可能となるよう制限します。
今回は以上です。大型アップデート「ヘビーキャバルリー(Heavy Cavalry)」の実装はもう間もなくです。次回の開発者ブログでお会いしましょう!
※なお、ミサイルの機能および本メカニクスの詳細は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。
The War Thunder Team







