バトルイベント「ニュークリアエスカレーション(Nuclear Escalation)」&爆撃機ダメージモデル:BVV_d氏の開発情報
「ニュークリアエスカレーション(Nuclear Escalation)」更新
正式にバトルイベント「ニュークリアエスカレーション(Nuclear Escalation)」を常設提供できましたが、更なる開発は依然として続けています。数多くの機能やコンテンツが現在進行中、または計画段階にあり、今回はその一部を皆さまと共有したいと思います。
現在、私たちは『ニュークリアエスカレーション(Nuclear Escalation)』のコンテンツ拡張と新メカニクスの追加に注力しています。コンテンツに関しては、2つのロケーションが開発中で、最終段階に近づいています。1つ目は完全な新ロケーション(全体サイズ256x256km)であり、計画通りに進めば次期大型アップデートでの実施を予定しています。2つ目は既存の航空ロケーションの1つを改良したもの(128x128km)であり、こちらは次期大型アップデートの前に(1~2週間以内に)一般公開テストのための単独イベントとして実施したいと考えています。
まず始めに、よりコンパクトなロケーションは戦闘をより激しくダイナミックなものにします。もしかしたらトップランクの兵器にとってこの小さい範囲でのアクションは激しすぎるかもしれません。しかし、射程の短い武装を搭載した低速の航空機はこのロケーションに非常に適していると私たちは考えています。いずれにせよ、イベント中にこの仮説をテストし、皆さまからのフィードバックに基づいて、どの機体をこれらのロケーションで使用できるかを決定したいと考えています。
私たちの計画にある最もエキサイティングな機能の1つは、ミッションのロジックに独創的な新ゲームプレイを追加することです。例えば、(ヘリコプターの貨物輸送によって)撃破された味方の防空ミサイルシステムを修理したり、破壊された飛行場を再建したりすることです。これにより、新しいクラスの兵器(ヘリコプターや輸送機など)の活躍の場が広がるだけでなく、単に地上や空中の目標を撃破するにとどまらず、ミッションの進行に確かな影響を与える新しいゲームプレイ要素が生まれます。次期大型アップデートで、この一部を導入できるよう開発を進めてまいります。
完成が近づいているもう一つの機能は、完全に機能する早期警戒レーダーです。現在、敵の防衛線の奥深くに配置されているこれらのレーダーは、対レーダーミサイルのデコイとしての役割が強くなっています。この新機能により、それらは本来の意図通りに機能するようになります。独自のレーダーで長距離の目標を探知し、その目標は(現在味方が探知しているものと同様に)ゲーム内環境にマーカーとして表示され、戦術マップ上には早期警戒レーダーによって探知されたことを示す個別のインジケーターが表示されます。これにより、レーダーははるかに価値の高い破壊目標となり、当然ながら防空システムによって防衛されることになります。
また、すでにお伝えした通り、「ニュークリアエスカレーション(Nuclear Escalation)」に向けた既存コンテンツの改良も進めています。皆さまにお見せできる例を下記にていくつか紹介します。
爆撃機ダメージモデル改修
続いて、もう一つの重要なトピックである「爆撃機のダメージモデル改修」についてお話しします。皆さまからのフィードバック、報告、建設的なご意見に感謝いたします。これらのフィードバック(加えて戦闘の統計情報や私たち自身の見解)に基づき、ダメージモデル改修の計画をまとめ、現在開発チームが作業を進めています。まず第一に、これには体当たりの衝突ダメージ変更が含まれます。本変更によって、爆撃機が受けるダメージは比較的小さく、小型の航空機とのかなり激しい衝突でも簡単に生き残ることができます。この変更はすでにテスト段階に入っており、まもなく実施される予定です。
次に取り上げるのは、航空機の外板に対する20mm~30mm砲弾の破片による効果の問題です。これらの砲弾からの破片や爆発が外板を確実に貫通せず、内部のモジュールへのダメージが減少しています。これは、本修正適用後、爆撃機が20mmのHE弾(榴弾)を数発受けただけで以前のように翼のパネルを失ってしまうということにはなりませんが、攻撃による衝撃がこれらのモジュール付近であった場合、翼や胴体の内部に配置されているコンポーネントや部品が損傷を受けるようになります。
次の重要な要素は、火災メカニクスの改良です。火災によるダメージを詳細化し、よりリアリスティックなものにする計画です。これには以下の要素が含まれます。火災の延焼、火災がダメージを引き起こす範囲(例えば、現状では翼の視覚的な火災エフェクトが尾翼まで達することがありますが、その結果として尾翼がダメージを受けることはありません)、時間経過に伴う火災範囲の大きさ、燃料タンクへのダメージの程度と残りの燃料量に応じた火災発生の可能性、そして火災にさらされた部品の構造的強度の変化(例えば、翼桁の近くでの長時間の火災は、耐荷重能力を低下させ、この部品の強度を減少させます)。
もう1つの重要な機能は、誘導ミサイルの赤外線シーカーに関するロジックです。現在、これらのミサイルは航空機の中心部に誘導されるため、大型の航空機に対しては効果的な一撃にならないことがあります(空洞の胴体部分に命中する可能性が高いため)。私たちはこのロジックを見直し、赤外線シーカーが高温のエンジン周辺に誘導されるようにします。これにより、ミサイルの航空機への着弾がより局所的になり、大型の航空機に対してはさらに致命的になります。
私たちが計画している改善点はこれですべてではありませんが、最も重要なものを挙げさせていただきました。これらの改善のいくつかは今後数週間以内に実施する予定であり、その他(赤外線シーカーのロジックなど)については、すべてが計画通りに進めば、次期大型アップデートでの実装を予定しています。
全体として、次期大型アップデートでは、ゲームの幅広い側面を網羅する多数の機能とメカニクスの実装を計画しています。これには、グラフィックの向上、新しい種類の弾薬、ヘリコプターへのDIRCM(指向性赤外線妨害装置)の詳細化などが含まれます。これらのすべてについては、開発ブログなどでさらに詳しく紹介する予定です。
お読みいただき、また継続的なフィードバックをいつもありがとうございます。
The War Thunder Team



