SMS カイザー:海の皇帝
2021-02-19 05:00
解説
SMS カイザーは、第一次世界大戦勃発前の数年間でドイツ帝国のために建造されたカイザー級弩級戦艦のネームシップです。まもなく、第一次世界大戦におけるこの海戦のベテランが『War Thunder』の次期大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」に伴いドイツ海軍に再就役し、海戦に登場します!
簡潔に言うと、重装甲と優れた火力を兼ね備え、蒸気タービン推進システムを搭載したドイツ帝国の弩級戦艦です。 |
SMS カイザー 戦艦 ドイツ ランクV
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『War Thunder』では、このSMS カイザーが次期大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」の実施に伴い、ゲーム内ドイツ海軍の仲間入りを果たします。重装甲に加えて、大口径砲と手強い副武装を兼ね備えているカイザーは、公海における真の王と呼ぶに相応しく、他の戦闘艦に恐れられる存在となるでしょう。
SMS カイザーの主武装は、30.5cm連装砲5基10門で構成されています。一見しただけでは分かりませんが、カイザーは実際には非常に狭い射角度となっているため、艦の全火力を敵に浴びせる機会が限られています。単一の目標に対して全ての砲を向けることはできるものの、舷側全面を敵の砲火に晒すことを意味するため、装甲の有効性を低下させることに繋がります。
しかし、カイザーは片舷に7門ずつ計14門の15cm砲による副砲の砲列を有しているため、カイザーの尊厳を傷つけようと近づく敵艦に対して非常に痛烈な迎撃を行うことができ、さらには8.8cm砲12門の備砲を以て完膚なきまでに敵艦を撃沈することができます。
最後に、カイザーは500mm水中魚雷発射管5基という切り札を隠し持っています。艦首に搭載された1基を含み、各発射管はそれぞれの位置で固定されていますが、これらの秘密兵器で他の艦長の不意を衝くことができます。特に機知に富んだ艦長が勝利に向けてカイザーを指揮すれば、その艦長はいくつかの非常に型破りな戦術を繰り出すことができるでしょう。
SMS カイザーは、このクラスの戦闘艦において典型的な特徴でもある重装甲を備えています。厚さ180mm~350mmの装甲帯に覆われ、1,084人もの水兵を収容しているカイザーは水面下へと沈むことなく、バトルでの深刻なダメージにも耐えることができます。しかし、このように優れた火力と防御の代償は当然のことながら機動性で支払われます。つまり、約28,000馬力出力可能なカイザーは、23.4kts(43.3 km/h)という非常に控えめな最高速力までしか到達できないということです。
『War Thunder』の次期大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」にて、SMS カイザーがこのクラスの最初の艦として登場し、ドイツ海軍のランクを強化します。それまでは、『War Thunder』の次期大型アップデートに関する情報も、最新の記事で忘れずに確認しましょう。それでは艦長諸君、穏やかな波とよい狩りを!
The War Thunder Team