V-12D:順風満帆


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中国航空ツリー低ランク帯に、新しい攻撃機であるヴァルティーV-12Dが登場します!

V-12D 攻撃機 中国 ランクII



長所



  • 比較的良好な操縦性を有する点
  • 機首に重機関銃を搭載している点

  • 短所



  • 爆弾積載量が控えめな点




  • アメリカを拠点とするVultee(バルティ)社の攻撃機は、諸外国の軍当局から大きな関心を集めていました。これにより、ソ連の攻撃機はバルティV-11のライセンス生産版を組み立てるところから始まりました。また、軍装備品の調達を担う中国軍の機関もソ連と同様の関心を示しました。中国側は、これらの航空機がすでに時代遅れとなっていた1930年代後半に、ヴァルティー軽爆撃機の量産について交渉しました。そして、互いの合意の下、1939年から中国のCAMCO(Central Aircraft Manufacturing Company:中央飛機製造廠)の施設にてV-12Cの生産が開始されることになりましたが、中国軍は契約の中でより中国側の要件に見合う派生型V-12Dに関心を示すようになりました。

    この機体はより強力なエンジンを搭載し、前方武装として機首に重機関銃2挺、コックピットに改良されたキューポラ、さらに機体腹部には追加の銃座が備えられました。契約では、合計50機のV-12Dがアメリカ製の構成部品で組み立てられる予定でしたが、その開始直後に生産拠点をインドに移さなければなりませんでした。航空機の生産工場は前線に近い危険な場所にあり、日本の爆撃機による襲撃で被害を受けていたため、1940年にインドで生産されたV-12Dは十数機ほどで、その後攻撃機のさらなる生産は無益であると判断されました。



    『War Thunder』では、このV-12Dが中国の航空技術ツリーのランクIIに攻撃機として登場します。V-12Dは、動きの鈍い爆撃機や防御が脆弱な戦闘機には適さない混合戦でその真価を発揮します。中国攻撃機の武装における懸架爆弾には、500lb爆弾1発と個別投下が可能な250lb爆弾2発という2つの選択肢があり、航空機の飛行速度は速くないにしろ、その機体の重量と大きさを考慮すると非常に優れた操縦性を有しているため、精密爆撃には最適です。また、ランクIIの他の爆撃機及びV-11の派生型とは異なり、V-12Dは機首に重機関銃2挺の武装を搭載しています。さらに、機体上部の防御銃座に加えて、コックピット後方の腹部には別のライフル口径の銃座を備えています。



    混合戦の初期ランクにおける中国セットアップへの優れた追加兵器となるV-12Dは、一回の出撃で1、2両の戦車を破壊できる力を秘めています。また、この機体が有する生存率と防御武装は、V-12Dの後を追いかける味方の戦闘機でさえ、飛行場に無事帰還させることを可能とします。中国航空ツリーの研究をお考えですか?次期大型アップデート「グラウンドブレーキング(Ground Breaking)」にて登場するV-12Dをお見逃しなく!


    この兵器の研究を大幅に加速することができます:ホークIII