Flusi 1：ガンマニア

ドイツの試作防空艇であるFlusi 1は、計画されていたイギリス侵攻にて上陸部隊を援護することを目的にドイツ空軍から発注されました。『War Thunder』の次期大型アップデートの一部として、艇長の皆さまは、この重武装で固められた試験的なドイツの防空艇を「Coastal Fleets（沿岸警備：小型艇）」ラインナップに追加することができるようになります！

Flusi 1（クリスチャン・デア・グローセ）　機動砲艇　ドイツ　ランクIV

特徴：

• 強力な武装を有する点
• 機動性が平均的な点
• 防御が非常に軽装甲である点
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  歴史（ここをクリックで展開されます。）
  
  ドイツが計画したイギリス侵攻作戦である通称「アシカ作戦」の一環として、ドイツ航空省は1940年に対空性能を備えた試験艇の建造を命じました。小型でシンプルな機動砲艇として構想された設計は、侵攻時に上陸部隊を援護するとともに、オランダやフランスの沿岸部を低空飛行の航空機から防御することを目的としていました。開発は迅速に進められ、1940年秋にロッテルダムで起工された後、1942年11月に「フルシ 1（Flusi 1）」の名称のもと運用が開始されました。
  
  しかし、試験運用後すぐにその設計の甘さによる問題が明らかとなりました。安定性の不足により、この機動砲艇に搭載された対空兵装は荒れた海上での使用に適さず、さらに航空機用ガソリンエンジンが低速では航行することができなかったのです。その結果、この設計が広く受け入れられることはなく、当初約100艇建造される予定だったこの機動砲艇が大量生産されることはありませんでした。
  
  戦争を通して運用され続けたにもかかわらず、Flusi1は積極的に戦闘作戦に参加することはありませんでした。この機動砲艇はその後、1944年2月にアムステルダム西部での連合軍の空襲により沈没し、短い戦歴に幕を閉じました。
  
  
  
  
  『War Thunder』では、次期大型アップデートに伴い、ドイツの「Coastal Fleets（沿岸警備：小型艇）」ツリーのランクIVに新たな機動砲艇としてFlusi 1が登場し、ベテラン艇長の皆さまを待ち受けます。大口径で完全自動の兵装を装備したFlusi 1は、『War Thunder』の海戦において今後考慮すべき新たな勢力の一つとなるでしょう！
  
  Flusi 1に装備された強力な武装は、本来は効果的な対空使用を目的とされていますが、その汎用性の高さから地上目標に対して使用した場合でも同等の効果を期待できるでしょう。Flusi 1には単装砲の8.8 cm FlaK 18が1基と3.7cm FlaK36機関砲1基、2cm Flakvierling 38四連装機関砲2基が装備されています。大口径砲と多数のより小型の機関砲を組み合わせたことで、Flusi 1はさまざまな敵に対応することが可能です。
  
  
  
  
  Flusi 1に搭載された多数の機関砲は、接近を試みるあらゆる砲艦を確実に撃破するため、より小型の舟艇がFlusi 1に近づく際は慎重を期す必要があります。さらに、これらの機関砲は舟艇だけでなく航空機の撃墜にも適しているため、大胆なパイロットの皆さまも注意しなければなりません！そのため、機関砲による弾幕の雨で早期の離脱を望まない限り、パイロットの皆さまは距離を保つか、Flusi 1が他の脅威に気を取られている間に攻撃を開始するのが最善策となります。。
  
  また、BMW社製の航空機用ガソリンエンジンを3基搭載したFlusi 1は、合計で2,000馬力出力可能となり、3本のプロペラシャフトを駆動しています。その結果、最高速度は約19ノット（35km/h）に達し、ドイツの他の機動砲艇に匹敵する機動性を実現しています。しかし、防御手段をあまり有さないFlusi 1は、より機敏な舟艇ほど容易に敵の攻撃を回避することができません。特に味方による支援がない場合、この機動砲艇の意欲的な艇長の皆さまは必ずしも接近戦に参加する必要はないでしょう。
  
  
  『War Thunder』の次期大型アップデートの一部として、ドイツの「Coastal Fleets（沿岸警備：小型艇）」ツリーの上位ランクに、まもなくFlusi 1が登場します。それまでは、お知らせという名の地平線に双眼鏡を向けて次期大型アップデートに関する記事や情報をお見逃しなく。それでは艇長諸君、穏やかな波とよい狩りを！