Operation「W.I.N.T.E.R.」：TCM AGS（アメリカ）
2021-12-11 04:00
解説
TCM AGS アメリカ ランクVI イベント兵器
特徴：
TCM AGS（Armored Gun System：装甲砲システム）は、Teledyne Continental Motor（テレダイン・コンチネンタルモータース）社が1981年に行われたアメリカ陸軍のコンペ用に提出した空挺用軽戦車の実験的な試作車両です。近未来的な外観を有するこの車両は、他の候補車両の中でも最も先鋭的で革新的な技術的解決法を備えていました。この試作車両のシャーシはTeledyne Continental Motor（テレダイン・コンチネンタルモータース）社が独自に設計したもので、無人砲塔を使用し、エンジンを前方に搭載した機動性の高い装軌式のプラットフォームを採用していました。当初、この軽戦車には自動装填装置を備えた75mm砲を搭載する予定でしたが、開発途中で近代的なソ連戦車に対応可能な105mm砲に変更されました。この車体には発射体から防御するための最大23mmの正面装甲と、重機関銃から防御するための側面装甲が組み合わされて設計されました。AGSのコンペにおけるTeledyne Continental Motor（テレダイン・コンチネンタルモータース）社のプロジェクトは、アメリカ陸軍の空挺戦車に関する新たな要件に合わせて1991年まで開発が進められました。コンペに敗れた後も輸出用の「遠征用戦車（"TCM-20"／Expeditionary tank）」として開発が続けられましたが、実戦に参加することはありませんでした。TCM AGSの唯一の試作車両は、アメリカにあるTeledyne Continental Motor（テレダイン・コンチネンタルモータース）社の工場の一つにて、屋外で保管されています。
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『War Thunder』では、冬季マラソンイベント：Operation「W.I.N.T.E.R.」の報酬の一つとして、アメリカの装甲車両技術ツリーにおけるランクVIのイベント兵器となるこのTCM AGS軽戦車が登場します。この戦車は効率的に敵を偵察してポイントを占拠し、味方に火力支援を提供することができると同時に、その強力な砲と対戦車砲弾の選択肢により、攻撃時及び待ち伏せ時の両方において非常に効果的な駆逐戦車となります。ここで、TCM AGSが優れている理由についてご紹介します。まず、70km/h以上の速度に到達可能で、容易に障害物を乗り越えられる軽量の装軌軽戦車であることが挙げられます。次に、TCM AGSの無人砲塔に搭載された105mm砲は、反動の衝撃が最小限になるよう特別な設計が施されており、砲弾は自動装填装置によって8発を装填可能なため、高い発射速度が保証されています。そして、成形炸薬弾やAP弾（徹甲弾）、HE弾（榴弾）、煙弾、M735とC76A1の2種類のAPFSDS弾（装弾筒付翼安定徹甲弾）など豊富な種類の砲弾の選択肢を有しています。さらに、レーザー測遠機や砲安定装置、熱線映像装置を備えた最新の射撃統制システムを搭載していることや、比較的低い車高により遮蔽物の背後から射撃可能であること、前方にエンジンが配置されていることも、その他の軽戦車と比較するとこの車両の生存率に多少貢献しているでしょう。
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TCM AGSは、トップランクのM1128ストライカーやHSTV-Lの素晴らしい代替車両または相棒となります。攻撃的な襲撃者となるか厄介なキャンパーとなるかは皆さま次第です！冬季マラソンイベント「Operation W.I.N.T.E.R.2021」に参加し、タスクを完了してユニークなTCM AGS軽戦車を自身のものにしましょう！
The War Thunder Team