LAV-AD：回転式火力

1980年代後半に非常に汎用性の高いLAV（Light Armored Vehicle：軽装甲車両）のシャーシに基づいて開発され、強力な武装と優れた機動性を兼ね備えたアメリカのSPAA（対空自走砲）であるLAV-ADが、次期大型アップデート「ウィンドオブチェンジ（Wind of Change）」の実施に伴い『War Thunder』のトップランク地上戦にまもなく参戦します！

簡潔に言うと、LAV-ADはアメリカのLAV装甲車シリーズの対空派生型で、25mmガトリング砲と誘導及び無誘導武装の両方で構成されるハイブリッド武装を特徴としています。

 

LAV-AD　対空自走砲　アメリカ　ランクVI

特徴：

発射速度の高い25mmガトリング砲を搭載している点 スティンガーミサイルを搭載している点 ハイドラ70ロケットを搭載している点

優れた機動性を有する点 水陸両用である点 防御が軽装甲な点

『War Thunder』では、次期大型アップデート「ウィンドオブチェンジ（Wind of Change）」の実施に伴い、このLAV-ADが新しいSPAA（対空自走砲）として登場し、アメリカ陸軍ツリーのランクVIにてベテラン戦車兵の皆さまを待ち受けます。LAV-ADは、従来の機関砲とミサイルなどで構成されるハイブリッド武装を有する『War Thunder』初のSPAA（対空自走砲）という訳ではありませんが、無誘導ロケットを兼ね備えた最初の車両であり、これに関しては後ほど詳しくご説明します。まず、重要視すべきはLAV-ADの主武装であるGAU-12「イコライザー」25mmガトリング砲です。このガトリング式ロータリー機関砲は毎分2,200発という驚異的な発射速度を有しており、約4,000メートルの範囲内で敵対する空中目標、特にヘリコプターを撃墜するのに最適です。そして、より遠距離にいる目標や高速で移動するジェット戦闘機を攻撃するにあたり、LAV-ADは車両の砲塔上部に搭載している四連装発射装置2基から赤外線誘導方式のスティンガーミサイルを発射することもできます。

これだけではまだ、LAV-ADが全国家のトップランクに位置するありふれた高ランク帯SPAA（対空自走砲）と大差ないように見えるかもしれません。しかし、前述の通り、LAV-ADには現在ゲームに実装されている同様の車両にはない独自の機能が備わっています。つまり、これはLAV-ADのスティンガーミサイル発射装置1基をロケットポッドに置き換え可能な能力を意味しており、これによって19発のハイドラ70無誘導ロケット弾を発射することもできます。本来、ヘリコプターに対するLAVの有効射程距離を拡大する手段として考案されたこの機能により、ゲーム内の戦車兵の皆さまは敵対する装甲部隊との交戦に対して、優れた弾道特性と予測可能な弾道を有するハイドラ70を利用することができ、これは発射速度が速い25mmガトリング砲が主力戦車などの重装甲の脅威を退けるのに不十分だった場合に特に役立ちます。

LAVのシャーシが有するもう1つの素晴らしい一般的な機能としては、軽量の装輪式シャーシに期待することができる優れた機動性です。275馬力出力可能なディーゼルエンジンを搭載したLAV-ADは、舗装された道路では最高速度62.2mph（65km/h）に到達可能であり、オフロードでも全体的な機動性の低下は僅かとなっています。さらに、アメリカ海兵隊用に設計されていることから、技術者はLAVのシャーシに水陸両用能力も提供しており、これによって戦車兵の皆さまは水辺の多い戦場でもより多くの戦術的選択肢を保持し、予想もしない位置から攻撃を仕掛けることができます！


LAV-ADは、『War Thunder』の次期大型アップデート「ウィンドオブチェンジ（Wind of Change）」の実施に伴い、アメリカの陸軍ツリーのトップランクに登場します。それまでは、照準器をしっかりと構え、『War Thunder』の次期大型アップデートに関する情報も、最新の記事で忘れずに確認しましょう。それでは戦車兵の皆さま、よい狩りを！

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