特集:BTファミリー

「装輪式戦車」と聞くと、多くの人がイタリアのチェンタウロや南アフリカのRooikatを最初に思い浮かべることでしょう。どちらの戦車もかなり近代的な設計を有しますが、実際にはこの種類の車両は20世紀前半にはすでに登場していました。アメリカの優秀な技術者であるジョン・ウォルター・クリスティーがこれを実現するための設計を発案し、ソ連軍もその計画に乗るという大胆な行動に出ました。そして戦間期には、独自の車輪と履帯のシステムを備えた機動性の高い「コンバーチブル」戦車が、赤軍に初めて導入されました。これらは「Bystra-khodnyy Tank:high-speed tank(高速戦車の意)」の略で、BT戦車として知られています。



※動画は英語音声となります。




The War Thunder Team