『War Thunder』:ナパーム弾



次期大型アップデート「デンジャーゾーン(Danger Zone)」では、航空機用の新たな武器となる焼夷弾の一種を導入します!今回はナパーム弾とそのダメージに関する詳細についてご説明します!

ナパーム弾とは、1942年にアメリカで誕生した燃料(通常はガソリン)と数々の組成から成るゲル化剤の混合物であり、燃焼時間と温度を上昇させるだけでなく、濡れた表面を含むさまざまな表面に付着する能力を有しています。ナパーム弾が初めて軍事利用されたのは、1944年にアメリカ軍によって解放されたフランスの領土だったと記録されています。

『War Thunder』では、高ランクの航空機で利用可能な新しい武器として、この焼夷弾が登場します。次期大型アップデート「デンジャーゾーン(Danger Zone)」に伴い、アメリカ・ドイツ・ソ連・イスラエル・中国の航空機に、アメリカ及びソ連製の焼夷弾の一部を導入します。今後はゲーム内国家別に、新たな種類の航空機用の焼夷弾を追加していく予定です。



次に、ナパーム弾が『War Thunder』でどのように機能するかについてご説明します。焼夷弾は、特定の改造を研究した後に武装メニューから航空機に装備することが可能です。ナパーム弾は原則として他の兵装と同時に装備することができ、焼夷弾の投下は通常のHE弾(榴弾)の投下と全く同様に機能します。航空機に弾道計算機が搭載されている場合、リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)やシミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)では投下地点が表示され、表面との衝突によって焼夷弾の混合物が一帯にまき散らされて発火します。燃焼する混合物は湿った泥や水たまり、さらには水面などのロケーション上のあらゆる表面に付着します。また、ナパーム弾はオープントップの装甲車両にダメージを与え、その乗員にも影響を及ぼします。軽装甲の車両と装輪車両のタイヤは火災発生時と同様の状態となり、その車両は1秒ごとにある程度のダメージを受けます。そして、艦船や舟艇の甲板にナパーム弾が投下された場合も火災発生時と同様のダメージが与えられ、地上で焼夷弾を受けた航空機はほぼ即座に破壊されます。

発火した混合物はしばらくの間燃焼え続け、木や草を焦がします。炎上中にオープントップの車両または装輪車両がそのエリアを走行した場合、火災と同様のダメージを受けることになるでしょう。



バトルにおいて、ナパーム弾には興味深い戦術的な用途が多数存在します。例えば、自身のチームが占拠したポイントを敵の偵察に奪われないように防衛したり、藪や茂みに潜むキャンパーをあぶり出したりすることも可能です。さらに、敵チームの進行方向の一つにナパーム弾を投下すれば、軽車両にダメージを与えられるほか、一時的に敵の行く手を阻むこともできます。また、航空戦での焼夷弾は、AIの輸送部隊を破壊するために非常に役立ちます。

次期大型アップデート「デンジャーゾーン(Danger Zone)」のパッチノートでは、焼夷弾を搭載した航空機の一覧が掲載されます。準備も終盤に差し掛かり、アップデートの実施はまもなくです!



The War Thunder Team