『War Thunder』:爆撃機の生存性に関する変更



2026年8月のコミュニティアップデートNo.12の記事で、爆撃機のダメージモデル変更と生存性の向上について言及したことを覚えているかもしれません。今回、次期大型アップデートに向けて実装予定となる爆撃機の新たなダメージモデルの詳細を皆さまにお伝えする準備が整いました!

問題点と調査結果


爆撃機を操縦している際、敵からのたった一発の命中弾が致命的な結果を招くことがあることにお気づきでしょう。爆撃機の生存性は、コミュニティ内で長らく議論されてきたトピックの一つでした。私たちは皆さまからのフィードバックを注意深く確認すると同時に、このテーマに関して独自のデータ収集も行ってきました。数か月間にわたり、さまざまな種類の弾薬が異なる航空機のコンポーネントや構造要素に与える影響についてのテスト結果を詳述した文献を体系化し、胴体、翼、エンジン、翼桁が砲弾、金属片、銃弾、ミサイルの衝撃にどのように反応するかを分析しました。全体としてかなり大掛かりな取り組みでしたが、現在その初期結果を発表する準備が整いました。



30mm HE弾(榴弾)による着弾点と破片効果

参照元:SHE Beschussversuche (Flugzeug - Flugzeug), Bericht über Kanonenschiessen mit Mirage und Hunter auf Pzj G 13, Hongrin 23./24.9.75, Swiss Federal Archives, E4#1000/781#6*, ref. 2.1, BG vom 23.12.1908 betr. die Organisation des EDI, 1908–1909


20mm弾によるフラップへの損傷

参照元:SHE Beschussversuche (Flugzeug - Flugzeug), Bericht über Kanonenschiessen mit Mirage und Hunter auf Pzj G 13, Hongrin 23./24.9.75, Swiss Federal Archives, E4#1000/781#6*, ref. 2.1, BG vom 23.12.1908 betr. die Organisation des EDI, 1908–1909



縦通材への損傷

参照元:SHE Beschussversuche (Flugzeug - Flugzeug), PROTOCOLE No. 35, Swiss Federal Archives, E4#1000/781#6*, ref. 2.1, BG vom 23.12.1908 betr. die Organisation des EDI, 1908–1909


私たちが至った結論は次の通りです。実際には、翼桁、中央翼、リブといった航空機の構造要素が損傷を受けることは極めて稀です。重さ約3グラムの小さな破片では、機体の構造的完全性を損なうのは稀なことです。また、外部の爆発による爆風ダメージも無視できる程度であることが判明しました。翼に対する高い爆風圧でさえ、致命的な損傷につながることはほとんどありませんでした。

実際の戦闘における損失の60%以上は、構造的な破損ではなく、燃料および油圧システムの火災によるものでした。損傷の多くは航空機の即時喪失には繋がらず、パイロットは単にミッションを中止し、30分以内、あるいは最長で2時間以内に緊急着陸を余儀なくされるにとどまっていました。生存性は外板の厚さと素材に大きく依存します。さらに、大型の爆撃機には、上部および下部の外板パネルも耐荷重要素として機能する翼箱構造が採用されています。これらのパネルは従来の翼桁ベースの翼の外板よりも大幅に厚く、構造の特定の部分では数十ミリの厚さに達します。一般的に、航空機の速度が増加するにつれて、構造的完全性と外板の厚さも増加します。この点は、異なる時代設定の航空機に対してゲーム内でも反映される予定です。



20mm AP弾(徹甲弾)による損傷

参照元:SHE Beschussversuche (Flugzeug - Flugzeug), Bericht über Kanonenschiessen mit Mirage und Hunter auf Pzj G 13, Hongrin 23./24.9.75, Swiss Federal Archives, E4#1000/781#6*, ref. 2.1, BG vom 23.12.1908 betr. die Organisation des EDI, 1908–1909

調査による結論


この調査に基づき、爆撃機のダメージモデルを完全に見直します。蓄積されたエラーを修正し、ダメージ蓄積パラメーターを調整、ヒットゾーンを再計算し、翼桁、尾部アセンブリ、胴体、エンジンの設定を刷新することにしました。また、柔軟なアプローチも採用しています。ピストンエンジン搭載機に対しては、直列エンジンと星形エンジン、さらに2基から6基までのエンジン数に応じて異なる構成を作成しました。また、異なるダメージ計算ロジックを必要とするジェット爆撃機については個別に調整を行いました。爆撃機に加えて、爆撃機の機体から派生した他の航空機クラス、具体的にはA-26 インベーダーやPe-3ファミリー、Su-8、Tu-1、TIS-MA攻撃機、さらにJu 388 J要撃機のダメージモデルも更新しました。


20mmおよび30mm焼夷榴弾(薄殻弾頭)による損傷

参照元:BArch, RL_3_1900 Passiven Flugzeug-Schutz. Vorträge. Bd. 1

結論として、さまざまな種類の発射体に対する航空機コンポーネントの生存性に関する調査結果は組み込み始めたばかりですが、爆撃機の耐久性は目に見えて向上しています。もちろん、敵は依然としてあなたを撃墜することができますが、それにはより大きな労力とより正確な照準が必要になります。翼をもぎ取ることは以前より大幅に困難になっており、代わりに燃料タンク、エンジン、そして搭乗員自身を正確に狙う必要があります。これらはまさに、現実のパイロットが狙うよう指示されていた目標です。砲弾や銃弾の種類も、より重要な役割を果たすようになります。

私たちは引き続きダメージモデルの改良と改修を行っていきます。まだ始まったばかりで先は長いので、ご安心ください。しかし、『War Thunder』の空を舞う爆撃機がもっと増えると私たちは信じています!



The War Thunder Team