メカニック!(No.106)


今回は、過去数週間にわたって取り組んだ、主要な不具合修正や改善点をまとめてご紹介します。個々の不具合修正について確認したい場合は、 公式サイトのチェンジログをご覧ください。


不具合を発見した場合、不具合報告のコミュニティプラットフォームから報告することができます。



大型アップデート後の不具合


大型アップデート「リヴァイアサンズ(Leviathans)」の実施に伴い、残念なことに予期しない複雑な問題がいくつか発生しました。私たちのチームは、それらの問題をできるだけ早く解決するために、昼夜を問わず効率的に作業に当たりました。私たちは内部テストやDevサーバーでの皆さまのご協力を通して、可能な限り多くの問題を特定できるよう常に努めておりますが、『War Thunder』は非常に技術的で複雑なゲームであり、多くの要素が絡み合っているため、すべての問題を把握できるとは限りません。


今回の「メカニック!」では、大型アップデート実施後に修正を行った主要な不具合からご紹介します。航空機では、一部の機体が滑走路上を移動できない不具合、航空機に対して発射された空対空ミサイル・地対空ミサイル・HE弾(榴弾)のダメージの誤った計算、ミサイルが明確な理由もなく目標を見失う不具合などが発生していました。地上車両では、味方および敵の車両の動きが不安定になる不具合、一部のマップでの衝突に関する不具合などが発生していました。

すでにこれらの不具合はすべて修正されています。これら不具合の中の1つについて、何が起きたのかを含め詳細に説明したいと思います。トップランク帯の多くのプレイヤーが直面した大きな問題の1つが、ミサイルのダメージが安定しない不具合です。これは、航空機に命中した場合の計算を行う際に、爆発の誤った位置に関連した不具合が形となって表れたものです。この外挿における誤差はオンラインバトルでのみ発生し、常に発生するというわけではありませんでした。これにより、公開Devサーバーにおいて誤ったコードが約1週間に渡って表示されていたにも関わらず、再現性が不安定だったため不具合を検知できませんでした。また、24時間後にはこの不具合による影響を補うためのダメージモデルの重要な修正を行ったものの、根本的な原因の特定および修正には6日を要してしまいました。影響を受けた皆さまには、ご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。

ピン留めされた武装セレクター



新たな追加要素に話を移しましょう。航空戦において、武装セレクターをピン留めできる機能を追加しました。これにより、アクションパネルと同様、プレイヤーは武装セレクターに直接インタラクトできるようになりました。航空機はマウスで操作できますが、対応するキー(PCの場合は「Alt」キー)をホールドしてカーソルを表示し、そのカーソルでミサイル、爆弾、対抗手段など、必要なものを選択できます。


これにより、武装セレクターのオン・オフを頻繁に切り替えるよりも便利で高速になり、残りの対抗手段の数も明確になりました。将来的には、次はどのハードポイントから発射または投下されるのかが分かる表示も追加する予定です。このメニューの展開および折り畳みはワンクリックで行えますので、ぜひお試しください!

レーダーコントロール画面の目標フィルター



大型アップデート「リヴァイアサンズ(Leviathans)」では、対空車両にレーダーコントロール画面のインターフェースを実装しましたが、先日のアップデートでは、目標リストにフィルターを設定できる機能を追加しました。これにより、すべての空中目標・敵のみ・味方のみと、表示を切り替えられるようになりました。この機能は、空域が対象で溢れかえった際に非常に便利です!今後、目標の種類ごとのフィルターをいくつか追加する予定です。


TVシーカー改善



TVホーミング弾頭を備えたミサイルに対して、いくつか嬉しい変更を行いました。これらの種類のミサイルから見た視点の映像のコントラストを強めました。実際にミサイルから目標を見た場合の見え方に近づけたことで、プレイヤーが目標をより明確に見分けられるようになりました。


三人称視点で目標を捕捉した際、捕捉した目標によって(この場合、四角の中に十字線が表示されます)、あるいはそれが単なる地上ポイントであるかによって(この場合、四角だけが表示されます)、アイコンが変化するようになりました。


他にもまだまだあります!


変更と改善の全リストは、下記のパッチノートをご覧ください。その中から興味深いものをいくつかご紹介します。マルチ兵器:SAMシステムの発射車両がアーチやトンネル内で正しくスポーンするようになりました。発射車両の破壊によって残りのリスポーン回数が減少しないようになりました。戦艦の艦体がHE弾(榴弾)から過剰なダメージを受けないようになりました。



いつも『War Thunder』の特別なサービスから不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。



The War Thunder Team