トールM1:SAM搭載型対空自走砲の新たな選択肢



ロシアが開発したトールM1地対空ミサイルシステムが、中国技術ツリーのトップランクにおけるSPAAG(対空自走砲)として登場します。この新たな車両の登場により、ミサイル発射と目標追尾に新たなメカニクスがもたらされるでしょう!


Tor-M1 地対空ミサイル 対空自走砲 中国 ランクVII


特徴:


  • 2種類の誘導モードを備えている点
  • 2つの目標を追尾及び発射可能な点
  • 優れた機動性を有する点

  • 弾薬数が高くない点
  • 車体が露出している点



  • 『War Thunder』では、中国の装甲車両技術ツリーのトップランクに君臨するSPAAG(対空自走砲)として、9K331「トールM1」地対空ミサイルが登場します。ゲーム内で初めて垂直発射が可能なSAM(Surface to Air Missile:地対空ミサイル)を搭載したSPAAG(対空自走砲)で、1つの目標または全く異なる目標に向けて2発のミサイルを発射するシステムを備えています。


    垂直発射可能なトールM1の導入により、目標に対して新たな交戦モードである半誘導モードがゲーム内に追加されました。このモードは航空機の飛行経路に沿った誘導地点にミサイルを照準するため、目標までの距離のデータが必要になります。この半誘導モードでは、高射角から目標に射撃した際に発生しうるオーバーロードを減少することができます。トールM1の指揮官の皆さまは、従来の3点誘導方式か半誘導モードのいずれか、あるいは自動で適用される誘導モードから選択することが可能です。コントロールメニューにある「Switch missile targeting lead method(ミサイルの誘導方式を切り替える)」オプションにボタンを割り当てれば、この誘導方式を切り替えることができます。



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    トールM1は、1つあるいは2つの異なる目標に対して2発のミサイルを発射して交戦することができます。そのためには、両方の目標が15四方のセクターに収まっていることに加え、2つ目の目標は「レーダー / 赤外線捜索追尾システムを選択して目標をロックオン」ボタンで選択する必要があります。


    トールM1のミサイルはモーターのような推進方式を用いており、地上オブジェクトとの衝突を避けるために、低空飛行する目標に向かって飛翔しながらズーム上昇を行います。


    トールM1は完全なる対空車両として開発されたため、装甲車両を攻撃する能力は持ち合わせていません。対応できない死角範囲は1km内で、味方のために目標にマークを付ける機関銃すら搭載されていません。また、巨大なレーダーにより車高が非常に高いため、指揮官の皆さまは敵戦車から身を隠すために適切な遮蔽物を用いる必要があります。さらに、最大搭載可能弾薬数が僅か8発のミサイルだということも念頭に置かなければなりません。



    しかし、以上でトールがその戦闘能力のすべてを出し尽くしたわけではありません。というのも実際、敵の航空機から味方全員を防御することはトールM1にしか成しえられないことなのです。このミサイルは、操作可能な飛翔時間が延長されたことにより、最大12km離れた目標にも命中させることが可能で、あらゆる高度及び速度の空中目標と交戦することができます!


    トールM1は、中国の装甲車両技術ツリーにて既に研究することが可能です。これはゲーム内で最先端の技術が施された戦闘車両の一つのため、ぜひ一度操縦することをお勧めします!




    The War Thunder Team