メカニック!(No.071)


私たちは、『War Thunder』の改善と修正に継続的に取り組んでいます。今回のダイジェストでは、最近行われた最も顕著な変更点についてご紹介します。公式サイトのチェンジログにて、ゲームに実装されたすべてのアップデート情報を確認することができます。

適切な装飾の配置



地上車両に装飾が正しく適用されず、空中に浮遊しているのを見かけた方もいるのではないでしょうか。このような事態は、複数の原因によって招かれていたことが判明しました。

例えば、私たちが車両のモデル更新を行った後、プレイヤーは装飾を再度装着しないと、適切に表示されないことがありました。また、車両に装甲を追加してその上に装飾を装着した後にその改造を取り除いた場合は(邪悪な笑顔を浮かべていたことでしょう)、装飾が最初に適用された場所に表示されたままだったことがありました。

今後は、皆さまの戦車が奇妙に見える心配はありません。両方のエラーを修正し、皆さまの望む場所へと装飾がきちんと表示されるようになりました。

カーソルの逃亡劇



フルスクリーンモードでプレイしていると、カーソルがもう片方のモニターに移動してしまい、白熱したバトルの最中に命取りになっているという問題が、マルチモニターを使用している皆さまより多数報告されました。この問題は、海戦やヘリコプターバトルでAltボタンを押したり、チャットを開いたり、チームメイトから無線コマンドを送受信した時に発生していました。

この不具合は無事に修正され、このような事態が起こることは二度とありません!マルチモニターを使用しているプレイヤーの皆さまも支障なくバトルをお楽しみいただけます。

小型の舟艇に告ぐ、用心せよ



兵器の破壊力は『War Thunder』に不可欠な要素であり、私たちは攻撃が命中した際に現実的な結果がもたらされるように努めています。しかし、大口径の砲弾が命中しても、小型の舟艇の艇体が破壊されないという、このルールの例外を発見しました。

小型の舟艇のハルブレイクのパラメーターを更新したことにより、大口径の砲弾が命中した場合は破壊されるようになりました。艇長の皆さまご用心ください!

スマート魚雷照準器



艦長の皆さまに朗報です。魚雷発射管の操作を改善しました!それでは、詳しくご紹介いたしましょう!

ゲームに登場するすべての艦艇や舟艇の魚雷発射管は、発射可能な範囲により、その範囲が固定された魚雷発射管(例:ドイツのEボート)、艦の軸上にあり両側に発射できる発射管(例:日本の島風型駆逐艦「島風」)、艦の左右両面に旋回可能な側面の魚雷発射管(例:HMSサウザンプトン、ソ連のスヴェルドロフ、USS アトランタなど)といった3つのグループに分けることができます。

以前は、ボタン(デフォルトでは「Q」)を押して魚雷発射管を手動で選択する必要がありましたが、これは特に側面に魚雷発射管が設置され、旋回範囲が制限されている場合に違和感が生じ、バトル中にプレイヤーを混乱させることがありました。この問題を解決するために試行錯誤を重ねた結果、利用可能な魚雷発射管をボタンで切り替えるのではなく、プレイヤーのカメラの方向に応じて選択している魚雷発射管が切り替わるようになりました。Qボタンは照準器のオン/オフのみを切り替え、魚雷発射管は発射可能な旋回角度とプレイヤーの視点の方向に応じて選択されるようになりました。


例えば、艦の側面に魚雷発射管がある場合に(キーロフ、アドミラル・ヒッパー)、「Q」ボタンを押して反対側の魚雷発射管を選択する必要がなくなりました。「Q」ボタンを押すとすべての魚雷の照準が起動し、カメラを発射したい方向に向けるだけでいいのです。ゲーム内のほとんどの駆逐艦で魚雷発射管を切り替えるのと同じように機能し、利用可能な魚雷発射管が自動的に選択されます。艦艇または舟艇に魚雷発射管が固定されている場合は、旋回可能な範囲が制限されているものの、同じ方法で利用可能な発射管に切り替わります。

艦の両側に複数の魚雷発射管がある場合、同じ側面にある発射可能な新しい発射管へ自動的に切り替わります。魚雷照準器が無効で、敵が発射可能な範囲にいる場合、魚雷発射のボタンを押すことで魚雷が一斉射撃されます。

これは、魚雷発射管をより簡単に操作することで、さらにバトルへ集中できるようにすることを目的としています。この改善が、皆さまのお気に召すことを祈ります!

更なる改善


別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!今回は、AB-205A-1がロケット弾発射管を破棄した際のフレームレートの低下を修正したほか、MiG-29のHUD(ヘッドアップディスプレイ)に副砲の弾薬数が表示されるようになり、VRでプレイする際に砲のファネルがプレイヤーの視界を追従しなくなりました。


いつも『War Thunder』の特別なサービスから不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。