『War Thunder』:ジェットエンジンの熱特性の改善


ミサイルに備わった赤外線シーカーが、各モードで飛行する航空機のジェットエンジンの熱特性に異なる誘導反応を示すようになりました。

親愛なるプレイヤーの皆さま!今回は、最近改善されたミサイルシーカーによるジェットエンジンの熱特性の探知に関するメカニクスについて、詳しくご説明したいと思います。実は、航空機のジェットエンジンからの熱の強さや分布状況は、その操縦モードに直接依存しています。そのため、アフターバーナーを使用せずに飛行している航空機は、前方半球の高温ガスの排出の強度が低く、加熱された機体表面が発する強度と同程度になります。

同時に、アフターバーナーモードで燃料を燃焼することによって拡散する炎は、航空機の後部だけでなく前方半球でも著しい光度を有します。

アフターバーナーモードを使用していない目標に対する前方半球での赤外線ホーミング弾頭によるロックオン範囲は、主に機体が持つ熱によって決定されます。アフターバーナーの排出のような強力な赤外線放射源が存在することにより、長距離で目標を探知する可能性が大幅に高まります。



アフターバーナーモード時におけるAIM-9Lミサイルの最大/最小目標捕捉限界

アフターバーナーモードにおける目標探知範囲をより正確に算出するため、アフターバーナーの排出が異なる熱特性として識別されるようになりました。また、AIM-9LやR-24Tのようなオールアスペクト(全方位)発射能力を有するミサイルの前方半球における目標捕捉範囲をアンチモン化インジウムで作られた冷却センサーの使用による拡張に加え、AIM-9Dタイプのような前方限定のアスペクト能力を持つミサイルを硫化鉛製の冷却センサーで再現したことで、近距離ではアフターバーナー中の目標を正面から探知して仕留めることがことが可能です。

そのため、ミサイルの赤外線シーカーは、さまざまな距離や角度の異なるエンジンモードにおける熱特性をより正確に処理するようになりました。これにより、すでにお馴染みのミサイルの戦術を大幅に拡張することが可能になります。それではパイロットの皆さま、空でのよい狩りをお楽しみください!



各種エンジンモードにおけるR-24Tミサイルの目標捕捉限界



The War Thunder Team