エコノミーアップデート計画(5月)

 

兵器ランクに基づいた経済への移行の継続


昨年の2月より、私たちは大多数のプレイヤーの投票によって選ばれた、兵器ランクに基づいた経済への移行を開始しました。この移行には、円滑なエコノミーアップデートが複数回必要になることを、改めて思い出していただきたいと思います。今回のエコノミーアップデートの実施により、ランクIII以上のほとんどの航空機と地上車両において、新たなシステムへの移行が完了する予定です。

経済の移行に伴う表の最大修理コスト


通常、表に記載されている経済の変更は、研究済みの改造を考慮せず、兵器の最小修理コストが表されています。これは、例えば研究や購入時に兵器カードに表示される「デフォルト」の修理コストとなります。ただし、兵器における改造回数が異なり、その改造に応じた修理コストの加算額が異なる場合、最小修理コストを比較することは、必ずしも正確であるとは言えません。例えば、リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)におけるT-80BVMの修理コスト(すべての改造を施した場合)は、経済が変更される前の現時点の3,690から7,405シルバーライオン(SL)、レオパルト 2A6の場合は、5,410から8,050シルバーライオン(SL)に変更される予定です。このような例から、推定の最大修理コストは8.7%しか違わないのに対し、基本となる最小修理コストは約1.5倍もの差があることが分かります。同時に、兵器の修理コストを変更することは、それらの兵器を所有しているプレイヤーの関心を特に惹きつけるものであるでしょう。というのも、プレイを通して複数または既にすべての改造を研究している場合、それに伴って基本的な修理コストを確認することも消費することもできなくなるためです。

今回のアップデートから、研究されたすべての改造を考慮した上で、兵器の最大修理コストにおける経済の変更を表に記載することにしました。

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ただし、今回のアップデートに限り、修理コストの表を最後にもう一度提示します。これにより、すべての兵器で修理コストが何度も増加されていないこと、そして最小(基本)修理コストと最大(推定)修理コストという2つのパラメーターがあることをを誰もが確認できるようにします。

全リストはこちら(修理コストの最小値)

 

格納庫の兵器の修理時間における兵器ランクに基づいたシステムへの移行


格納庫での兵器の無料修理を利用すれば、兵器の修理に必要なシルバーライオン(SL)を一定量節約することができます。そのため、当初は兵器の修理コストから無料修理に要する時間を算出していました。しかし、一部ゲームモードのいくつかの兵器(シミュレーターバトルの航空機、アーケードバトル及びリアリスティックバトルの艦艇) において、兵器とゲームモードの特殊性(主に平均寿命が長いことに起因)によって修理コストが非常に高くなり、それに伴って無料修理に要する時間も大幅に延長されていました。

そこで、このメカニクスを簡略にすることにしました。研究コスト、値段、搭乗員の訓練費用、リサーチポイント(RP)の乗数などの指標に倣い、兵器のランクに基づいた経済に応じて無料修理時間を固定にしました。

新しい無料の修理費を計算するための根拠として、地上車両の平均値を検出しました。

「搭乗員を補充」にかかる消耗改造コストの変更


戦闘時の出費は修理費だけではありません。また、シルバーライオンは弾薬や懸架武装、消耗品である改造の「搭乗員を補充」に使用されます。これらの費用は、修理費用を算出する際に考慮され、最初に算出された金額から差し引かれ、最終的な修理費用の見積もりが検出されます。さらに、消耗品の支出の割合は、修理の支出よりも明確に低くあるべきです。しかし、改造「搭乗員の補充」の場合、このルールは適用されていません。この改造はランクIの兵器に対しては高額ですが、ランクV以上の兵器にとってはかなり安価なため、今回のエコノミーアップデートで修正する予定です。

「搭乗員を補充」のコストは、兵器ランクではなく経済ランク(ランク及び当ランクの研究ツリー内の位置)と連携し、すべての兵器の改造の価格を微調整できるようになります。予備兵器の価格は、100SLから10SLに減少し、ランク Iの兵器は100SLから40~70SLに減少し、ランク VII兵器は700SLから1000~1100SLに増加します。繰り返しますが、兵器の修理の価格の計算時における価格ですので、消耗品の改造コストの増加は全体的なコストの増加を意味するものではないことにご注意ください。

部隊兵器(Squadron vehicles)の研究及び購入コストにおける変更点


複数の部隊兵器(Squadron vehicles)に研究及び購入コストの変更を行います。

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研究ツリーの変更


M3A1 スチュアート:M3/M3A1 スチュアート系統の研究グループから取り除きました。
III 号戦車 J 型:III号戦車 F/J型系統のグループから取り除きました。
IV 号戦車 C 型:II 号戦車 C 型の前に移動しました。
II 号戦車 F 型:II 号戦車 C/F 型系統のグループから取り除きまいた。
35(t) 戦車:Sd.Kfz.221 (s.Pz.B.41)の前に移動しました。
38(t) 戦車 A 型、38(t) 戦車 F 型:Sd.Kfz.221 (s.Pz.B.41)の後に移動しました。
38(t) 戦車 F 型:38(t)戦車 A/F型系統のグループから取り除きました。
15cm sIG 33 B Sfl、I号対戦車自走砲、Sd.Kfz.251/9:
Т-28:Т-28/Т-28E系統のグループから取り除き、ランクIに移動しました。
ラーテル 20:ランクIVのラーテル 90の後に移動しました。
G6:ランクVのEland 90 Mk.7の後に移動しました。
Spj fm/43-44とSav m/43 (1944):両方の位置を入れ替えました。
PTL02:ランクVIのCM25の後に移動しました。
キ109:ランクIの二式複戦丁型の後に移動しました。
二式複戦丙型:二式複戦系統のグループから取り除きました。
十三試双発陸上戦闘機:ランクIIの二式複戦丙型の後に移動しました。
二式複戦乙型:十三試双発陸上戦闘機の後に移動しました。
天山一一型:天山系統のグループから取り除き、ランクIに移動しました。
彗星三三型 甲:彗星系統のグループから取り除きました。
銀河一一型:ランクIIIの流星の前に移動しました。
二式飛行艇一二型:百式重爆二型 甲の後に移動しました。
T18B-1とT18B-2:位置を入れ替え、ランクIIIに移動しました。ランクIVとVの解放条件を調整しました。

研究コスト、購入コスト、そしてそれに関連した兵器のパラメーターへの変更

 

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プレミアム兵器におけるコスト及びリサーチポイントの乗数の変更

 

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