メカニック!(No.079)


私たちは、『War Thunder』の改善と修正に継続的に取り組んでいます。今回のダイジェストでは、最近行われた最も顕著な変更点についてご紹介します。公式サイトのチェンジログにて、ゲームに実装されたすべてのアップデート情報を確認することができます。

空へのまなざし



先日お伝えした内容の通り、地上アーケードバトル(Arcade Battle:AB)の航空イベントに変更を加えました。これにより、戦闘機パイロットに地上車両のマーカーが表示されなくなります。

この変更により、爆撃機を護衛するはずの戦闘機が、代わりにオープントップの砲塔を備えた軽装甲の車両やSPAAG(対空自走砲)を攻撃するという、多くのプレイヤーを悩ませていた自爆的攻撃の頻度が減少するでしょう。また、護衛/迎撃戦闘機が空中で自らの任務に忠実に従い、攻撃機を模倣しないようになります。

このアイデアについては、上記リンク先の記事に記載されているフォーラムのディスカッションで詳しく説明しています。ご参加とご意見に感謝します!

自動脱出



ヘリコプターや航空機が致命的なダメージを受けると、カウントダウンが開始され、パイロットが機体から脱出した後、プレイヤーは兵器選択画面に戻るはずです。しかし、タイマーがゼロになっても、何も起こらないという問題が発生していました。

航空機のパイロットは、該当するボタンを使用して手動で脱出することができました。しかし、戦車リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)では、このエラーのせいでヘリコプターのパイロットがスポーツマンシップに反する行動を取ることが許され、敵のヘリコプターの着陸用パッドに着陸し、スポーンする敵に向かって射撃を続けることが可能でした。

この問題は、もう二度と起きません。パイロットはタイマー終了までにきちんと脱出し、プレイヤーは兵器選択画面に戻るようになりました。

レーザー誘導



ビームライディング誘導式ミサイルは、繊細な問題です。目標を外し始めるまでに、一体何発のミサイルをビームに向かって発射できるのでしょう?

これまで、プレイヤーは経験によってそれを見出していましたが、私たちは皆さまのために予測しやすくすることにしました。これにより、ビームライディング誘導式ミサイルを発射した後、最初のミサイルが誘導を失うことなく、さらにミサイルを発射し続けられる時間を示すタイマーが、ポップアップ表示されるようになりました。この機能は、地上車両・航空機・ヘリコプターに追加されています!

レーザーシーカーまたは半自動指令照準線一致誘導方式(SACLOS:Semi-Automatic Command to Line of Sight)を備えた航空機のミサイルについては、三人称視点でミサイルを発射する際のウィンドウの表示をより便利にました。その結果、航空機の軸と連動してプレイヤーに視覚的に表示されるようになりました。目標が発射ウィンドウ内にあることを確認してから発射しましょう!

ベイパーコーン現象



航空機が音速を超えると、プラントル・グロワートの特異点の効果により、航空機の周りにベイパーコーンが発生します。必要な速度を維持している場合、結露した雲が表示されたままでしたが、これはゲーム内ではプレイヤーの視界を妨ぎ、特に操縦を妨害する原因となっていました。これを修正するために、エフェクトのアルゴリズムを変更しました。ベイパーコーンが発生する速度は同じ範囲(0.98マッハ~1.02マッハ)ですが、持続時間は限られており、一定時間が経過した後で再び生じるようになります。これにより、航空機が上述した範囲に近い速度を維持しても、ベイパーコーン現象によって視界を妨げられることはなくなります。

サーチ・アンド・デストロイ


先日、『War Thunder』のBOT問題とその対策に関する詳細の述べた記事を公開しました。ルール違反のアカウントを見つけるには、皆さまからのレポートが重要です 。そこで、より簡単にレポートできるよう、レポートウィンドウに特別なカテゴリを追加しました。不審なアカウントについて報告する際は、「BOTの使用(Using bots)」というカテゴリを選択してください。


リプレイを介して報告することも可能です。上手に活用して、ゲームプレイを改善するためにご協力ください!

更なる改善


別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!今回は、ヘリコプターのパイロットが味方の地上車両を修理する可能性に関する誤ったメッセージを受信しなくなり、「戦闘を見る(watch the battle)」ボタンをバトル結果の「メッセージ」タブに戻しました。





いつも『War Thunder』の特別なサービスから不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。



The War Thunder Team