エコノミーアップデート:ロードマップ進行状況VIII


6月に発表した『War Thunder』ロードマップについて、皆さまに進行状況をお知らせします。今回は、次期大型アップデートに伴い導入する航空機の研究および購入コストの削減と共に皆さまからのフィードバックによる複数のマップの変更についてお話しします。『War Thunder』のすべてのプラットフォームにご意見をお寄せいただき、ありがとうございました!

航空機の研究および購入コスト削減



私たちはトップランクの航空機の研究および購入コストを削減する変更を、皆さまにお披露目できることを嬉しく思います!これらは、以前ロードマップで発表したランクVIからVIIだけでなくランクVにも影響します。さらに、ランクの再編成やグループ化により、他のランクの機体についても購入コストの増減が実施される予定です。私たちはコスト削減が必要な機体について慎重に検討した結果、詳細な分析と統計データ分析に基づき、ランクVとその他の機体ランクのコストを引き下げることを決定しました。前回のロードマップと同様、今回も変更内容を実施前に確認していただき、変更が行われる前に皆さまが準備を整えるように発表を行っております。これらの変更は、9月に予定されているゲーム進行の調整と並行しながら次期大型アップデートで実装されることで、ランクが上昇する兵器のリサーチポイント(RP)を二度変更する手間を省きます。

では、具体的に何が削減されるのか説明していきます。以下のパラメーターの削減を行います:

  • 航空機の研究に必要な研究ポイント
  • 航空機の改造を研究するために必要な研究ポイント
  • 航空機を購入するためのシルバーライオンのコスト
  • 航空機に搭乗員を割り当てるためのシルバーライオンのコスト
  • ベテラン搭乗員を購入するためのシルバーライオンのコスト
  • 改造を購入するためのシルバーライオンのコスト

  • 皆さまが快適にご覧いただくために、Googleスプレッドシートの資料を2つ用意しました:

  • 変更点の概要
  • 詳細な兵器別変更点

  • さらに、上記に加えて私たちが行った作業の一環として、ゲームの初期ランクにも詳細な検証を行いました。これには、兵器の購入を容易にする内容も含まれています。私たちの分析によると、シルバーライオンのコストと兵器のリサーチポイントの獲得率の間ではバランスが取れていないと感じました。これを改善するために、陸海空のあらゆるランクに配置されたほとんどの兵器の購入コストが削減されます!この削減には、兵器の購入コストだけでなく、搭乗員のコスト、ベテラン搭乗員の購入、兵器の改造も含まれます。これらの変更の詳細情報は、上記の遷移先から詳細を確認できます。

    グループ化兵器の研究ツリー変更とリサーチポイント(RP)削減



    繰り返しになりますが、以前発表していたグループ化兵器の研究ツリーへの変更とリサーチポイント(RP)の削減に加え、動的な修理コストの削減は、次期大型アップデートで実施する予定です。私たちが望むよりも、修理費の削減には少々時間がかかってしまいましたが、現在最終テスト段階に入っています。

    マップの改善


    私たちはゲーム内のさまざまなマップの大幅な改善に取り組み続けております。これらの改善は、コンテンツクリエイターや皆さまがプラットフォーム上に残していただいた貴重なフィードバックに基づいております。本当にいつもありがとうございます!手始めに、景観と設計に変更を行ったマップは以下の通りです: エル・アラメイン、アラル海、イベリアの城、ノルマンディー、アラスカ、グラウンド・ゼロ、マジノ線、スターリングラード、サン・シティ(Sun City)、東欧、ベトナム、セヴェルスク-13です。これらのマップへの改善は引き続き行っていくため、これが最後の変更ということはありません。そしてこの記事の最後に、以下のマップの詳細な変更点についても触れていきます: ポーランド、カレリア、アメリカ砂漠、38度線、ノルマンディー、ジャングル。

    上記のマップに施された改良は、マップ上に配置されたオブジェクトの衝突モデルの修正と同様に、次期大型アップデートでゲームに導入される予定です。これらの変更が待ち望まれていることは承知しておりますが、今すぐこれらの変更を実装して欲しいと望んでいる皆さまのために、これらの変更が次期大型アップデートで実施される理由を手短に説明いたします。マップ変更のためだけのアップデートでは、大容量のダウンロードが必要なため、多くのマップが一時的にマップのローテーションから外されてしまいます。このような事態を避けるため、皆さまには少しだけお待ちいただければ、次期大型アップデートでより完璧に近い状態で皆さまに提供することができます。

    上記を念頭に置いていただいた上で、これらのマップに行われた一部の変更について説明していきます。

    ポーランドの畑



    ポーランドの畑で問題となっていたのが、町の外に存在する畑が非常に開けていたことにより、簡単に射線を通すことができました。このマップの冬期バージョンでは、これらの問題のほとんどが解消されていましたが、この変更を夏期バージョンにも適用しました。また、スポーンポイントを遮蔽物の後ろに移動させたことで、スポーンすると同時に攻撃されることがなくなりました。これに加えて、マップ「ポーランド」の異なったバージョンを一つのフォルダーに集めることで、マップフィルターで容易に「高評価」「低評価」「通報する」を行うことができるようになりました。

    カレリア


    カレリアのマップでは、端に点在していた優位性が非常に高かったポジションに変更を加え、簡単にはまってしまうことがあった峡谷の数を減少させました。

    アメリカ砂漠


    アメリカ砂漠では、北部分を改良しました。またこのロケーションに存在していた待ち伏せに最適な大きな丘を修正しました。これに加えて、ポイントCおよび線路の後ろにあるエリアを完全に再設計しました。

    38度線


    38度線のマップは、その非対称性に問題を抱えていました。片方の位置が、その反対の位置に対して射撃戦を行う上で圧倒的な優位性を有していました。このマップの両側が同じ位置になります。

    ノルマンディー



    ノルマンディーのマップはより対照的に変更され、ビーチに位置していた東のスポーンポイントがより市街地に近くなります。この位置に存在していた教会の建物は、非常に人気なポジションでしたが、これは一つのチームに対してのみ優位性の高い位置でした。そのため、マップの中央にアップデートされた風車のキャプチャーポイントを配置しました。この新しい風車は教会の建物を置き換えるために作り変えられました。また、東エリア内に存在するいくつかの道路を削除しました。

    ジャングル


    ジャングルでは、植生を減少させることで、待ち伏せに最適なポジションを減少させ、視認性を向上させました。これに加えて、植生の色合いをより鮮やかなに変更したことで、より楽しいマップになりました。

    今回は以上です!


    これらの変更を皆ざまが気に入っていただければ幸いです。いつも通り、変更に対しての皆さまのフィードバックと私たちに辛抱強くついて来てくださる皆さまに今一度感謝の意を表したいと思います。また、公式フォーラムやSNS、Steam、Redditなどのプラットフォームへのフィードバックやコメントをいつもお待ちしております。




    The War Thunder Team