エコノミーアップデート:ロードマップ進行状況X

私たちは、6月に公開したロードマップの計画に引き続き取り組んでいます。大型アップデート「キングスオブバトル(Kings of Battle)」に伴い、リサーチポイント(RP)のスキルボーナスを実装し、選択可能な夜戦とその報酬は今後の小規模アップデートで導入する予定です。今回は、これら2つのメカニクスについて詳しくご説明したいと思います。辛抱強くお待ちいただいた皆さま、並びに寄せられたフィードバックに大変感謝しております。それでは、詳細を見ていきましょう。

スキルに応じたリサーチポイント(RP)のボーナス



『War Thunder』において「スキル」とみなされるものは、プレイヤーによって異なります。それは、キル数、アシスト数、キャプチャー数、バトルで獲得したポイントの合計、またはマップの知識や敵の展開を封じ込めるための位置取りを意味する場合があります。

『War Thunder』は、主にPvPに焦点を当てたゲームであり、キル数を稼ぐことがバトルで勝利するための最終目標であるため、プレイヤーまたはシステム名が付いたBOTに対するキル数に応じて、スキルボーナスとしてリサーチポイント(RP)が付与されます。ただし、唯一の例外として海戦では、キル数ではなく与えたダメージの量がカウントされます。

3つのレベルに分かれた新しいボーナスレベルシステム紹介



特定の数のキルを獲得したプレイヤーの皆さまに報酬を与えるシステムを設けました。6月に発表した通り、プレイヤーはレベルI、レベルII、レベルIIIといった3つのレベルのうちのいずれかに割り当てられます。

これらのレベルのいずれかでバトルを終了すると、そのバトルで獲得したリサーチポイント(RP)の基本量にパーセンテージを乗じた形で、リサーチポイント(RP)のボーナスが付与されます(基本量にはブースター、プレミアムアカウント、護符から獲得したRPは含まれません)。そして、そのボーナスが合計に加算されます。

リサーチポイント(RP)のボーナスレベルに到達したことは次のようにして知ることができます。下段のアイコンはスコアボードの別欄に表示され、さらにこれらのレベルのいずれかに到達したかどうかは他のプレイヤーも表示されます。バトルに参加しているプレイヤーは、キル条件を満たしていれば、何人でもそのレベルに入ることができます。

ゲームモードにはレベルI、レベルII、レベルIIIのボーナスがありますが、ボーナスの割合や各レベルに到達するために必要なキル数はゲームモードによって若干異なります。各モードのすべての数値と詳細は、大型アップデートのパッチノートに記載しています。

戦車リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)例:


 

レベルI


 

レベルII


 

レベルIII





3~5キルを達成する

15%のリサーチポイント(RP)ボーナス


6~8キルを達成する

50%のリサーチポイント(RP)ボーナス


9キル以上を達成する

100%のリサーチポイント(RP)ボーナス


※ボーナスはバトルで獲得したリサーチポイント(RP)を基に加算されます。

バトルが終了すると、バトル結果画面で獲得したリサーチポイント(RP)のボーナスを確認可能です。また、バトルで獲得したレベルもバトル結果画面に表示されます!

実際の戦闘におけるシナリオ例



レベルI、レベルII、レベルIIIに到達した場合、リサーチポイント(RP)のブースター、プレミアムアカウント、護符の前に、バトルで獲得した基本リサーチポイント(RP)に適用されます。下記にシナリオの一例を紹介します:

戦車リアリスティックバトル(Ground Realistic Battles:GRB):

  • GRBでプレイしている場合、レベルIには15%のリサーチポイント(RP)ボーナスがあり、レベルIIには50%のボーナスがあり、レベルIIIにはなんと100%のボーナスが適用されます。
  • レベルIに到達するには3~5キル、レベルIIには6~8キル、レベルIIIには9キル以上が必要になります。
  • 6キル達成するとレベルIIに到達可能です!それに伴い、50%のリサーチポイント(RP)ボーナスを受け取れます。
  • このバトルで3,199RPを獲得したとします。さらに、ブースターによって640RPが追加されます。したがって、最終的な報酬は 3,839RPになります。
  • しかし、スキルボーナスが追加されるため、3,199*50%=1,600のRPが加算されます。その結果、バトルで獲得したRPは5,439になります。振り分けとしては:ベース価の3,199 RP + ブースター分の640 RP + スキルボーナス分の1,600 RP。

  • この機能が実装されることでプレイヤーとしてどのレベルのパフォーマンスを発揮できたかがより明確になったはずです!また、この計算式に関して追加の質問がある場合は、お気軽にフォーラムへフィードバックください。

    戦車リアリスティックバトル(Ground Realistic Battles:GRB)における夜戦の選択可能化!



    ゲームモード画面から夜戦が選択可能になります!デフォルトでは、夜戦は無効に設定されているため、このモードをプレイしたい場合は有効に設定する必要があります。これを有効にするには、マップフィルターアイコンの隣にある三日月の形をしたアイコンをクリックする必要があります。


    注意:この機能はまだ実装されておらず、後日行われる小規模アップデートによって実装予定です。近いうちにアップデート記事にて発表を行いますので、それまでお待ちください。



    キューイングに関しては、既に発表した形式を継続して使用することを計画しています。夜戦を有効に設定した場合、二つのキューに参加することが可能です。つまり、昼戦および夜戦両方のキューに参加するため、どちらにも振り分けられる可能性があるということになります。そのため、夜戦が有効になっていたとしても、必ず夜戦に参加できるとは限りません。

    夜戦に参加できる兵器


    夜戦に参加したい場合は、戦車リアリスティックバトル(Ground Realistic Battles:GRB)において参戦する兵器のラインナップのバトルレーティング(BR)が10.0以上である必要があります。しかし、バトルレーティング(BR)10.0以下の兵器が含まれていた場合でも、ラインナップのバトルレーティング(BR)が10.0であれば夜戦に参加することが可能になります。

    夜戦に参加できる兵器を有している場合、バトルレーティング(BR)10.0における兵器のNVD(暗視装置)/熱線映像装置の改造に「夜戦」ボタンが表示されます。

    現在の時刻と天候の表示


    スポーン画面にバトルの現在の時刻と天候が表示されるようになり、また、ミッション名の横にあるスコアボードを開いた場合でもこれを確認することができます。この機能は、自身が夜戦に参加しているのか、それとも夕方の時間帯のバトルに参加しているのかを明確にするためです。

    「NVD(暗視装置)」改造の変更計画


    将来的なアップデートにおいて、NVD(暗視装置)および熱線映像装置の改造の仕様を変更する予定です。暗視機能が利用可能な戦車は、NVD(暗視装置)がデフォルトで搭載となります。つまり、NVDを獲得するための改造を研究する必要がなくなります。また、NVDと熱線映像装置を両方有した戦車を保有している場合、NVDはデフォルトで手に入りますが、熱線映像装置の改造は研究する必要があります。これは今後実施される小規模な通常のアップデートにて、こちらの変更を発表する予定です。

    夜戦プレイ報酬


    これまでに発表した夜戦設計案の通り、夜戦には夜をテーマとした報酬が獲得可能になります。夜戦の報酬は、夜戦を有効に設定する画面で確認することができます。

    この報酬を獲得するには、夜戦を有効に設定した上で、夜戦に参加する必要があります。特定のミッションスコアを獲得することで、レベルを進行させ、レベルの上限を目指して進むことができます。下記がその報酬になります!


    装飾「Club Night Battles(クラブ夜戦)」


    装飾「Modern helmet with NVG(NVG付き現代ヘルメット)」


    デカール「(Emblem of 415th Special Operations Squadron)第415特殊作戦飛行隊の記章」


    プロフィールアイコン「Night Hunter(ナイトハンター)」


    プロフィールアイコン「Special Forces Soldier(特殊部隊の兵士)」

    称号


  • Prowler in the Night(夜を徘徊する者)
  • Warrior of the Night(夜の戦士)
  • Lord of the Night(夜の帝王)



  • 読込画面



    Download Wallpaper:  1920x1080  2560x1440  3840x2160  




    その他のロードマップ変更


    前回発表しました「シビアダメージ(Severe damage:重大損傷)」に現在取り組んでおり、これについてのフィードバックを多数投稿してくださりありがとうございます!こちらの機能の実装準備が整い次第、個別のニュース記事にてお知らせします。

    ロードマップに含まれている新しい国家に対するリサーチボーナスに関して、進行度に適用された変更の効力が発揮されるまでには時間を要するため、国家へのボーナスを追加する判断を慎重に見ている状況です。研究ツリーの変更、兵器のグループ化によるリサーチポイント(RP)の減少、スキルボーナスの追加した後、中長期的な結果を予想しております。これについての続報はまた後日発表させていただきます。

    今回は以上です!公式フォーラムやSNS、Steam、Redditなどのプラットフォームへのフィードバックやコメントをいつもお待ちしております。上記の設計変更案に対するご意見をお聞かせください。それではまた!



    The War Thunder Team