Devサーバーの問題報告&スポールライナーに関する開発者の見解
どうも皆さん。今回は開発者からのコメントをダイレクトにお伝えしようと思います。
現在皆さまが懸念を抱いている状況は、開発会社Gaijin Entertainment側のミスコミュニケーションによるものです。不具合報告ページでは、「Not a Bug(不具合ではない)」とマークされていたというレポートが多数ありましたが、これは文字通りの意味ではありません。そこで、その経緯と状況を説明したいと思います。
通常、報告内容を開発者へ転送できない=引き渡せない場合、「Not a Bug(不具合ではない)」のタグが使用されています。例えば、Devサーバー上の兵器に関する事例においては、暫定的な性能がアップデートのリリース時までに変更されることはよくあります。皆さまもご存知の通り、Devサーバーはテストが目的の環境であり、皆さまが投稿する不具合報告にはいつも感謝しております。しかし、Devサーバー上で発生している不具合内容の中には、皆さまが報告してくださる前にすでに修正に取り組んでいる場合もあり、これらの不具合報告にも同じラベルが貼られます。
このタグが貼られていたとしても、お寄せいただいた報告の内容が不具合ではないと断言しているわけでは決してありません。この状況から生まれる皆さまの混乱と不満は十分に理解できます。そのため、これからはタグや皆さまへ事前に公開する公式サイト上の情報などを改良する予定です。
私たち開発チームは、特にこのような忙しい時期において、膨大な数の報告を処理する必要があります。開発者に転送可能な報告内容をすべて送信するためには、報告する必要がない内容を迅速に仕分けを行う必要があります。これにより、多数の不具合報告が何の説明も無しに「Not a Bug(不具合ではない)」とタグ付けされてしまいました。これは、非常に短い時間の間に膨大な量の報告を対処しなければならなかった結果ですが、これからはこの対応の問題を解消するべく、状況をより明確に皆さまにお伝えする方法を実施する予定です。
最後になりますが、このような不明瞭な状況によって問題が発生することを痛感いたしましたが、それを理由に私たちチームのメンバーやコミュニティ全体へ不適切な行為を働き掛けるのはどうか控えていただければと思います。私たちのモデレーターは開発チームへの報告を妨げる役割を担っているわけではなく、単純に報告可能な内容を素早く振り分けようとしているだけです。
今後は、全面的にコミュニティの不具合報告サイトの明確性を向上させていきます。いつもこの公式サイトにご注目いただき、またゲームの改善についても日頃からのご協力に感謝しております。
それから、現代的な戦車の装甲防御に関する開発者からのコメントと報告内容を預かっております。
T-90Mとスポールライナー(飛散防止内張り)に関する多くのフィードバックを拝見しました。私たちは、十分な情報が得られた他の戦車にもスポールライナーを追加する予定です。レオパルト2の後期型およびスウェーデン仕様、M3A3およびM1128のスポールライナーに関しては、現時点で信頼できるデータを保持しており、その他の車両に向けてもスポールライナーの貼り付けに取り組んでいます。次期大型アップデートまでに用意するのが困難な車両に関しては、おそらく毎週実施されるアップデートのうちのいずれかで導入する予定です。
また、現在ライナーのパラメーターは開発途中で、最終的に破壊可能にする予定です。つまり、スポールライナーが貫通された場合は破損した判定になり、防御能力を失うように調整します。
現代的な戦車の防御に関する報告は、下記のリンク先から私たちの現在のアプローチの詳細が記載されています:戦後車両の防御力に関する報告形式
近い将来(次期大型アップデート実施前)、私たちは上記のリンク先に記載されている戦車の防御力に関するデータ表の内容を更新する予定です。これは皆さまが現在の防御値と参照値を比較できるようにするためです。
The War Thunder Team