リプレイ新機能:センサービジョンレンダリング


『War Thunder』では、プレイヤーの皆さまに新しくて興味深い体験を提供する武器や軍事兵器のあらゆる機能を再現できるように努めています。プレイヤーの制御下にある最新技術が増えれば増えるほど、その技術を効果的に使用するために習得が必要なシステムも増えていきます。誘導ミサイルやレーダー、その他のセンサーには、ゲームを通じて必ずしも得られるとは限らない知識が必要です。今回はこの問題を解決するために、新しいセンサービジョンシステムを使用することで、センサーとミサイルの動作を確認できる機能を追加することにしました。

このシステムは、レーダーやその他のセンサー、および各兵器の動作を視覚化し、プレイヤーに明確かつ分かりやすい形で提示します。このシステムをゲームに導入する最初の段階として、プレイヤーの皆さまは、クライアントおよびサーバーリプレイで利用可能になります。リプレイ操作メニュー上部に「センサー視点(Sensor view)」という新しいボタンを追加する予定です。


リプレイのレンダリングタイプを変更するには、「センサー視点(Sensor view)」をクリック




このモードを有効にすると、バトルの視覚情報が変化します。兵器、地形、水、その他すべてのオブジェクトなど、戦闘の進行状況を手に取るように監視できるようになります。また、航空機のレーダーと兵装の誘導シーカーの稼働表示も追加します。さらに、新しい情報を含む特別なマーカーも表示されるようになります。兵器の場合は、プレイヤーの兵器に対する半径方向の速度が表示され、兵装(ミサイル)の場合は、速度、動作時間、移動距離、過負荷、迎え角といった現在の飛行パラメーターが表示されます。

一連のフィルターを使用した情報の表示をカスタマイズすることができ、その時点で最も興味のあるデータを残すことも可能です。

この機能はクライアントおよびサーバーリプレイで利用可能になりますが、消費されるサイズとトラフィックを最適化するために、クライアントのリプレイでは、バトルの進行状況に関するすべての情報が保存される訳ではないことにご注意ください。




遠距離にあるオブジェクトやプレイヤーには見えていないオブジェクトのパラメーターは、精度が低く記録されたり、全く記録されない場合があります。例えば、クライアントリプレイには、クライアント自身のレーダーのみに関する情報が含まれるほか、プレイヤーの航空機を追跡する兵器のレーダーに関する情報に限られます。しかし、サーバーリプレイにはより完全な情報が保存されます。

私たちは、このイノベーションにより、戦闘で何が起こっているのかをより良く理解し、スキルや能力を向上させるのに役立つことができれば幸いです。また、ミサイルやセンサーの操作におけるさまざまなエラーを発見し、迅速に修正することができるようになることにも期待しています。

将来的に本機能を拡張し、ミサイル用の新たな「キルカメラ(kill camera)」を作成するために使用することを計画しています。これにより、プレイヤーは、敵のミサイルによって致命的な打撃を受ける際、発射から命中の瞬間まで、戦闘中に直接観察できるようになります。



The War Thunder Team