コミュニティマネージャーの情報開示:状況報告&お知らせ

どうも皆さん!新たなシリーズ記事を紹介します。本シリーズでは、私たちコミュニティマネージャーが皆さまへ共有したい貴重な情報を取り上げ、それについて説明したいと思います。

主に新しいシリーズ記事では、開発の舞台裏で何が起こっているのかを発信し、皆さまが情報に取り残されることなく、常に流れへ乗れるようにすることが目的です。本シリーズは、定期的に公開している記事よりも「個人的」な内容で、コミュニティマネージャーの主観や視点から書かれています。

通常のロードマップ、開発ブログ、その他の重要な記事は今後も公式サイトに掲載していきます。このシリーズ記事は、そのような定期的な記事への新たな追加となるでしょう。

今回は、重要な最新情報とその他の情報についてお知らせします。それでは、早速始めましょう。

2024年第2回大型アップデートのロードマップに関する最新情報

第2回目の大型アップデートのロードマップで予定されている機能について、そのほとんどは現在開発中で、計画通りに完成する予定ですが、一部に遅延が生じ、ここでは重要な情報についてお話ししたいと思います。

残念ながら「新国家のための研究ボーナス付与」を再度延期する必要があります。これは、下記に記載した理由により、次期大型アップデートの実施までに間に合わないためです。

現時点で私が断言できるのは、この機能は依然ゲームに組み込まれる予定で、内部フレームワークとインターフェースはすでに設計されており、その確認作業も完了しているということです。

しかし、開発を通じて、大型アップデートに合わせて本機能を実装するのは最適でないことが判明しました。これは、本機能を担当するプログラマーの業務と他の機能の実装やサポートに影響を与える本機能自体の複雑さが過小評価されていたためです。

このような時期には、多くの新機能や追加点に多大な注意を払う必要があり、こうした複雑な機能を他の機能と一緒に追加すると、その注意がやや薄れてしまいます。これを踏まえ、開発チームは本機能と今後のゲーム進行の変更は、大型アップデートとは切り離して行いたいと考えています。小規模アップデート、または大型アップデートのしばらく後に、隔週でリリースされる「メカニック!」のアップデートのいずれかで行う予定です。具体的な時期について、正確な日程を申し上げることはできませんが、これはリードゲームデザイナーにとって引き続き最優先事項となっています。

 


この機能への期待が大きかったことは承知しており、再度延期せざるを得なくなったことをお詫び申し上げます。ただし、この延期はそれほど長引くことはありません。

次に、より前向きなお知らせがあります。それは、ゲームモードごとのバトルレーティングの分離についてです。この機能はほぼ完成しており、こうしてご紹介している間にも開発チームによるテストが行われています。順調にいけば、本機能は次期大型アップデートの実施前、いくつかの航空機とともに登場する予定です。ただし、この予定は変更になる可能性があるため、予めご了承ください。

兵器をドラッグ&ドロップするだけで、搭乗員スロットに追加できる機能も現在作業中です。開発チームは当初の予定を超えた興味深いQOL(Quality Of Life:クオリティ・オブ・ライフ)の設計を考案中で、私は今後の計画を少しだけ明かすことができるか尋ねました。下記画像は作業途中の画面で、クリックして「休暇を与える」必要なく、兵器を移動させたり、削除領域にドラッグするだけスロットから取り外すことが可能になるでしょう。非常に便利です!

ちなみに、クフィール カナード(Kfir Canard)のデザインがおかしいことを見つけたかもしれません。これは奇妙な改造が施されるわけではなく、機体がアメリカに配備される予定もないためご心配なく。デザイナーは作業する際に代用の名前やアイコンを使用します!


また、搭乗員スロットのバーのデザインが僅かに異なっていることに気付いた方もいるかもしれません。開発中の画像では、クリックしたり、カーソルを合わせた時に、搭乗員スロットの外観のデザインが変更されていることを確認できるでしょう。あまりネタバレはしたくありませんが、Devサーバーまたは大型アップデートの実施と共に実装される予定です。

さらに、私はロードマップの重要な側面について開発チームに尋ねました。それは車両の内部モジュールについてです。その主要な議論の一つが2S38であり、下記は次期大型アップデートでどのように実装されるのかを示したスクリーンショットとなります。より多くの内部モジュールの追加と駆動装置が拡大されたため、砲弾の貫通による内部へのダメージが以前より増加することが分かります。


数多くの賛成票を獲得した「負傷した地上車両の乗員の体力回復」も開発を終えたため、これがどのように表示されるのかを確認しました。回復アイコンは、ゲーム内X線ビューのダメージモデルパネルにおいて、乗員アイコンの隣に表示される予定です。これにより、乗員がいつ自動的に回復するかが分かるようになります。


私が注目している、もう一つの興味深い側面は、マウスによる懸架武装の視覚的選択操作です。こちらもすでに設計が完成しています。これにより、「ホットバー」から武装を選択できるようになります。戦闘中に武装を表示させる方法は、格納庫で副武装メニューで表示させる方法に若干似ています。ご期待ください。

この記事では言及しませんでしたが、以前のロードマップで第2回目の大型アップデートで登場すると発表していた他の機能は現在開発中です。先述した通り、新国家のための研究ボーナス付与は次期大型アップデートの実施には含まれていません。また、他の一部の機能も間に合わない可能性があります。追加や延期については、公式サイトに掲載されるロードマップにて最新情報をお知らせします。

不具合修正と改善

私たちは常に、皆さまからの不具合報告やフィードバックに基づき、不具合修正やゲーム改善に尽力しています。

現在、今後リリースする予定の不具合修正がいくつか進行しているため、予定されている多数の中からいくつかを取り上げて紹介します。

開発チームは、MiG-23/27シリーズに関するこちらの報告(※リンク先は英語)を確認の上で調査を行いました。当初、ミサイルの抗力が大きく、ミサイルが設置された状態で調整されていたため、旋回率を本来の値に修正する予定です。PLZ83-130とPLZ-83に関しては、不適切な視覚上の履帯を修正し(現在誤った履帯が表示されています)、PLZ-83用に新しいBEE7砲弾を追加します。これらは、次期大型アップデートで実施する予定です。 さらに、F-16C、AV-8B プラス、バラク IIの ライトニング IIにおける解像度の問題にも取り組んでおり、今後修正を行う予定です。

CM(コミュニティマネジメント)チームは、航空戦とそのプレイヤー数に関する皆さまからのフィードバックを確認し、何か対応する策はないかを開発チームと話し合いました。その結果、開発チームはこれに向けて計画を練っており、具体的な内容やスケジュールは記載できませんが、現在検討中です。

私たちのプラットフォーム上で不具合報告を提出してくださった皆さまに、チームから改めてお礼を申し上げたいと思います。寄せられた報告は毎日確認し、絶えることなく作業を続けています。また、私たちは不具合報告の処理方法の改善にも常に努めています。

次期大型アップデートについて

次回の開発ブログの時期や最初の開発ブログの公開タイミングに関する様々なコメントに目を通しました。チームが現在取り組んでいる大型アップデートでは、多数の兵器や機能の実装が計画されています。いつも通り、戦車・航空機・艦艇に加え、FOX-3ミサイル、2つの新たなマップ、多数の不具合修正と機能追加を予定しており、その中には研究ツリーのランクを折りたたむ機能が含まれています。個人的に、本機能は些細ながらも優れたQOL(Quality Of Life:クオリティ・オブ・ライフ)の追加であり、重大な問題が発生しない場合は導入するべきだと考えています。

チームと私はすでにいくつかのブログを書いて翻訳しており、現在は次期大型アップデートで登場する予定の兵器の一部のテキストとイメージレンダリングを準備しているところです。開発ブログが始まる時期について正確な日程は言いかねますが、soonです。

次回兵器イベント

まもなく開催される次回兵器イベントで、多くの皆さまがその報酬に艦艇を期待していることは承知していますが、これは陸の地上車両となります。個人的にはとても楽しみにしている車両です。

今後の予定について、こちらのFAQに記載したように地上車両イベントが終了した後、次々回のイベントを開始するまで約1か月の休みがあります。この期間を経た後、海の艦艇イベントを開催する予定です。

皆さまの参加をお持ちしています!

コミュニティマネージャーは常にフォーラムなどに目を通し、開発チームへのフィードバックを定期的に収集しています。何かお気づきの点がありましたら、関連するトピックにフィードバックをご投稿ください。その際は、必要な情報を明記するようご協力をお願いします。これは、重要な情報を開発チームへ確実に転送するために、質の高いフィードバック作成に役立ちます。

皆さまの不具合修正やフィードバックは、私たちの大きな助けとなります。報告がある場合は、こちらでお願いします。頻発する不具合を見逃さないためにも、自身に発生している不具合と同様の報告を見つけた場合は、「I have same issue!(同様の問題が発生しています!)」をクリックしてください。また、フォーラムのスレッドでもゲームについて議論することが可能です。ここでは、CM(コミュニティマネジメント)チームが多くの皆さまへ頻繁に返信しています。

今回は以上となります。お気軽にご質問や感想をお寄せください。このようなシリーズ記事に関するご意見や今後期待する内容などについてはフォーラムのスレッドへお寄せください。今後は、この記事を定期的に公開したいと考えています。

それでは、バトルでお会いしましょう!

magazine2 & the CM Team

 


 

The War Thunder Team