陸イベント:FV4030/3
2025-01-18 10:00
解説
イランに輸出するチーフテン主力戦車のアップグレードバージョンとして設計されたのが今回紹介するFV4030/3です。しかし、納品されることなく、その後に皆さまにも馴染み深いチャレンジャー 1戦車へと進化することになります。
FV4030/3 シール2 主力戦車 イギリス ランクVI イベント兵器
特徴:
FV4030/3 シール2紹介
特別イベントとなる2025年春季陸上作戦「エンターザサーペント(Enter the Serpent)」にて獲得可能なFV4030/3を紹介します。機能的に、チーフテン戦車に多数の改良を施した戦車だと言えますが、イランに輸出するために特注された全く新しい砲塔と車体を有しているのが特徴です。しかし、イラン政府の政権が崩れたことにより、発注がすべて中止されてしまったことで、FV4030/3はイギリス陸軍への導入に向けて、チャレンジャー 1に作り変えられることになりました。それでは早速見ていきましょう!
FV4030/3は、設計および開発の観点から、チーフテンとチャレンジャー 1の間に位置する戦車で、新たなエンジン(詳しくは下記にて説明しています)とチョバムアーマーの複合装甲を装備しています。この複合装甲は車体上部、砲塔の防盾と側面を含む車体の前面範囲を覆います。平坦な砲塔の防盾は最も装甲が施された箇所であるため、そのランク帯のほとんどのAPFSDS弾(装弾筒付翼安定徹甲弾)に耐えうることが可能ですが、上部および下部の装甲版は依然として致命的な弱点として残存しています。
知っていましたか?:「シール(Shir)」はペルシャ語で「ライオン」を意味します! |
チーフテンから継承する強力な120mm L11A5砲を搭載することで、FV4030/3は、L23 APFSDS弾(装弾筒付翼安定徹甲弾)、HESH弾(粘着榴弾)およびAPDS弾(装弾筒付徹甲弾)を発射することが可能です。本戦車は、APFSDS弾(装弾筒付翼安定徹甲弾)を主要な砲弾として優先して選択したいため、まずはこの改造の研究を進めましょう!熱線映像装置を搭載しないこの優れた砲、そして主要な砲弾は非常に便利なレーザー測遠機によって補完されており、長距離戦闘に適しています。更に、FV4030/3は砲塔に取り付けられた7.62mm同軸機関銃、そして発煙弾も搭載しています。
イギリスの冷戦時代の戦車では多く見られる特徴として、FV4030/3も例にもれず、強力なエンジンは搭載しておらず、1,200馬力に留まります。しかし、チーフテンよりは優れていて、どうにか最大速度の56km/hに到達可能な出力を有していますが、その重量により、同時代のほとんどの戦車と比べても効果的とは言えません。FV4030/3の使用方法は、チャレンジャー 1 Mk.2とほぼ同等であるため、可能な限り遮蔽物に隠れ、車体をすべて晒すことなく、長距離から戦闘を行うことを目指しましょう。勇猛果敢な皆さまにおいては、近距離戦闘も選択肢の1つです!
今回は以上になります!2025年1月17日(金)20:00(JST)より開始の2025年春季陸上作戦「エンターザサーペント(Enter the Serpent)」にて、イベント兵器であるFV4030/3を入手することができます。下記のリンクより、イベントの詳細をご確認ください!
※なお、本兵器の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。
陸イベント「エンターザサーペント(Enter the Serpent)」の詳細はこちら
The War Thunder Team