コミュニティアップデートNo.6:今後の予定に関する最新状況
今回は、まもなく発表予定の要素について皆さまにお知らせいたします。新情報の一部や興味深い情報などを皆さまに共有しますので、お好みの飲み物などを準備し、リラックスしてお読みください!また、内容をより良く反映させるために、本シリーズのタイトルを「コミュニティマネージャーの情報開示」から「コミュニティアップデート」へ変更しました。
免責事項:開発ブログ、Devサーバー、正式リリースなどに先んじて、開発中の情報を共有できることを嬉しく思っていますが、本記事内の新機能、新兵器、新マップについては、変更、延期、または中止される場合があることにご留意ください。『War Thunder』では、常に開発が行われており、他のゲーム開発と同様に、予期しない遅延や予想外の状況が発生することがあります。ゲーム情報に関心をお寄せいただきありがとうございます! |
バトルイベント「敵防空網制圧(Suppression of Enemy Air Defenses:SEAD)」テストの振り返り
先日、バトルイベント「敵防空網制圧(Suppression of Enemy Air Defenses:SEAD)」のテストを2日間に渡って行い、このようなイベントに対する皆さまの熱意を感じました。テストに参加し、フィードバックを残していただいた皆さまに感謝いたします!
本テストが週末ではなく、平日に開始されたことについてのご意見をいただきました。これは、本テストが新しい試みであったため、大きな問題が発生した場合にはすぐに対応し、テストの部分的な修正や変更をリアルタイムで行えるよう、常に開発チームが待機できるようにしたいと考えたためです。これにより、皆さまからのご意見に目を通し、統計情報を確認した上で、防衛側のチームサイズを16から12に減少することができました。この変更を行った直後、攻撃側の勝率がより妥当なレベルまで上昇しました。
一部のプレイヤーが提起したもう一つの懸念点は、シルカとS-75の攻撃側に対する射撃の強さです。これらの車両の撃破は容易ではなく、攻撃側のプレイヤーは戦術やチームワークに様々な武装を駆使し、挑戦する要素を盛り込みたいと考えていたため、これらの車両の強さは意図したものでした。全体的に、これらの車両は難敵であるものの、決して倒せない相手ではありません。もちろん、何か問題が発生しないか引き続き注視していきますが、今のところこれらの車両の強さは維持する予定です。
一方、SAM(Surface to Air Missile:地対空ミサイル)陣地を破壊した際の報酬が低すぎて割に合わないとの懸念を抱いたプレイヤーもいました。そのため、特定の行動に対する報酬およびミッションスコアを増加しました。具体的な変更点については、下記に箇条書きでまとめましたので、ご確認ください。
バトルイベント「敵防空網制圧(Suppression of Enemy Air Defenses:SEAD)」の好評を受け、前回プレイできなかった皆さまのためにも、学校や仕事から帰宅した後にお楽しみいただけるよう2025年5月2日(金)23:00(JST)から2025年5月5日(月)13:00(JST)までの週末の間に再び実施することにしました。初回のテストの結果に基づいた変更を行う時間が取れたため、今回は自信を持って週末に実施することができます。
プレイ方法は初回のテストと同じですが、下記の新たな変更・追加が行われています:
次回イベント兵器
2025年は、第二次世界大戦の終戦80周年を迎える年です!これを記念し、私たちは伝統的なお祝いと共に2025年春季陸上作戦「勝利の伝説(Legend of Victory)」によりソ連の戦車をメイン報酬とした陸イベントを実施します。その後も、航空ファンの皆さまのためにクルト・タンクが設計した機体を堪能できる空イベントを実施する予定です。また、6月初旬には、アメリカ製戦車をメイン報酬とするD-Dayに特化したイベントも実施予定です。このイベントが終了すると、およそ1か月の休息期間を経た後、海軍愛好家の皆さまには海イベントにて艦艇をお楽しみいただく予定です。
ここで述べた内容に関する情報については、今後の最新記事でご確認ください!
「世界大戦(World War)」モード
2024年12月、私たちは2025年の初頭に「世界大戦(World War)」モードについて情報を共有したいと述べ、また、「敵防空網制圧(Suppression of Enemy Air Defenses:SEAD)」のテストに際にも「世界大戦(World War)」モードについて言及しました。現在、私たちは航空機に特化した「航空戦(Aerial Warfare)」のミッションの1つとなるSEADのテストを行っています。SEADのテスト終了後も、同じ形式で「航空戦(Aerial Warfare)」のミッションの1つとなる別のテストを行う予定ですので、そちらもご期待ください。「世界大戦(World War)」モードは現在も開発中であり、今後数か月以内に詳細を公開できればと思っています。皆さまのご理解に感謝いたします。
次期大型アップデート
兵器
2024年12月のQ&Aでは、2025年に強力な艦が何隻か追加されると発表しました。それは間違いなく事実であり、次期大型アップデートでは、強力で、象徴的で、巨大で、広大なヨタバイトクラスの艦がいくつか登場します。
もちろん、航空機も追加する予定で、アメリカには非常にクールなヘリコプターが追加され、日本にはジェット機が追加されます。12月のQ&Aでは、2025年により高度なSAM(地対空ミサイル)システムを搭載した車両を、陸軍のトップランクに追加することもお話ししました。次期大型アップデートでは、これらの新しいシステムが複数の国で同時に登場する予定です。
今後数週間以内に開発ブログのシーズンを開始しますので、そこで発表する最新記事をお見逃しなく!
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フランスのトップランクプレミアム戦車について
フランスツリーのトップランクプレミアム戦車に関するご質問やご要望を多くいただきましたので、本件に関する情報や私たちの考えをお伝えする準備を整えて参りました。
以前にもお伝えしたように、人口の多いバトルレーティングにおいて、他の車両と同じラインナップに並べられる適切な車両の候補を見つけることは簡単ではありません。これは、プレミアム車両をゲームに追加する上で重要な検討事項であり、私たちは同じラインナップに組み込める他の最適な車両を検討し続けています。
次期大型アップデートでは、ルクレールの試作車両を追加する予定ですが、プレミアム戦車としては追加しません。この理由は、装甲防御に依然として疑問が残り、新たな情報によって装甲が大幅に変更される恐れのある車両をプレミアムとして追加することに私たちが慎重であるからです。試作車両の特定の派生型については現在も作業中で、プレミアム戦車と比べて装甲やバトルレーティングの大幅な変更が許容されるメインの研究ツリーに追加する予定です。
繰り返しますと、私たちは最も高いBR(バトルレーティング)にプレミアム兵器を追加したくありません。そのため、現在は地上車両の12.0にプレミアムを追加することはできません。これを念頭に置いた上で、私たちは他の方法がないか検討しました。その方法の中には、ルクレールの生産型のどれかをプレミアムとして実装する案がありましたが、これには最新の砲弾を搭載しないことで、より低いBR(バトルレーティング)で実装する必要がありました。しかし、その場合、本車両は自身と同じラインナップを持たないことになり、12.0のラインナップでのみ有効になってしまうため、より脆弱な砲弾を搭載することで不利な立場に陥ってしまいます。
それではどのような決定を行ったかと言いますと、オランダのレオパルト2A4 NLをフランスの陸軍ツリーにプレミアムとして追加することを決定しました。この車両はかっこよくも異なる外観で登場します。本車両は信頼できる実証された主力戦車なため、プレミアムの役割を十分果たしながらも、ルクレールMSCのプロトタイプモデルを研究ツリーに追加できるだけの余白を残してくれるため、人口が少ないBR(バトルレーティング)範囲を支援してくれます。両車両とも次期大型アップデートで実装する予定です。
マップの視覚的アップグレード
次期大型アップデートでは、古い戦車戦マップにおけるビジュアルの更新に引き続き取り組みます。次はベルリンとクバンをリニューアルする予定で、皆さまにその刷新した姿を早く披露したいです。
フォークランド諸島の空戦マップ
空戦用の新たなロケーションとして、フォークランド諸島が次期大型アップデートで実装予定です。この諸島を舞台にしたマップを実装して欲しいという要望を以前からいただいていました。スタンリー港からサン・カルロス港、さらにグース・グリーンまで、この新ロケーションに関する新情報を近日中に発表する予定のため、ご注目ください。
ツールチップの改善
過去いくつかの大型アップデートでは、インターフェースのさまざまな箇所を改善しており、次期大型アップデートではこの流れを継続していきます。最初に紹介する機能は、スコアボードでプレイヤーの名前の上にカーソルをかざすと、以前のようにプレーンテキストの名前が表示されるだけではなく、豪華なプレイヤー背景が表示されるようになります。
次に、バトル中にスコアボードから兵器の名称の上にカーソルをかざすと、兵器のステータスカードがすべて表示されるようになります。こちらでは、コンテキストメニューから兵器をウイッシュリストに追加することも可能になります。その他、戦闘結果画面のすべてのツールチップが改善される予定です。
VFXアップデート
『War Thunder』のVFXは常に進化しており、次期大型アップデートではこのゲーム機能にいくつかの改良を加える予定です。特筆すべき点としては、航空機のアフターバーナー効果を向上するために、ノズルの内側に炎の効果を加えることでよりリアルで奥深い見た目へアップグレードしたいと考えています。この改良は、アフターバーナーを持つすべての航空機に実装されます。
燃料投棄
次期大型アップデートでは、航空機に燃料投棄の機能を導入します!これがどのように機能するか説明していきましょう。燃料を投棄すると航空機の重量が減少します。そのため、例えば戦闘へ突入する前に燃料を投棄することが可能になります。
エンジンがアフターバーナーモードで稼働している場合、燃料に引火することがあります。その他の要因によっても引火することがあり、例えば付近を飛行するミサイルまたは付近の爆発によって引火する場合があります。さらにアフターバーナーモードで飛行している他の航空機によって燃料に引火することもあります。
燃料を燃やすと猛烈な熱を発するため、アンチジャミングシステムを持たない赤外線誘導ミサイルは燃料を捕捉することがあるでしょう。この機能を利用して、燃料を即席の囮熱源の代わりとして、ミサイルを機体から逸らすこともできます。しかし、この機能は、ミサイルに対しての飛行角度によってはミサイルの餌食となってしまいます。
この機能は、実際に燃料投棄機能を搭載していた航空機に適用されます。
最後に
大型アップデートでは、さらに多くのことが予定されており、この記事ではすべてを紹介しきれていません。いつも『War Thunder』への提案の投稿、愛情を注いていただきありがとうございます。それではまた次回会いましょう!
コミュニティマネージャーと開発チームより
The War Thunder Team