HMS ヴァンガード:一時代の終わり



イギリス海軍が建造した最後の戦艦であるHMS ヴァンガードが、イギリスの「大型艦:外洋海軍(Blue-Water)」に史実的な艦艇として追加されます!

HMS ヴァンガード 戦艦 イギリス ランクVII


特徴:
  • 381mm(15インチ)主砲を搭載する点!
  • 優秀な対空砲列を装備している点
  • 十分な速力および操舵性を有する点
  • 装甲が平均的である点



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    HMS ヴァンガード紹介


    真の大型艦が『War Thunder』に登場してきており、イギリスの「大型艦:外洋海軍(Blue-Water)」ツリーの新たなランクであるランクVIIに加わります。イギリス海軍が最後に建造した戦艦HMS ヴァンガードが登場します!15インチ砲、十分な速力と装甲、さらに強力な対空火器を有する本艦は、進水直後の姿をモデルにしています。それでは詳細を見ていきましょう!

    HMS ヴァンガードは伝統的な装甲を有していて、イギリスをプレイしたことがある皆さまには馴染み深いイギリス海軍の標準的な15インチ(381mm)砲を搭載しています。砲塔は艦首に2基、艦尾に2基の合計4基で、主な砲弾として標準的なマーク17b APCが装備されています。砲塔8基の133mm連装砲(合計で16門)は、HE弾(榴弾)、SAP弾(半徹甲弾)、HE-VT弾(近接信管付き榴弾)を発射可能です。全体的に火力はやや低いですが、強力な砲であることに変わりありません。





    HMS ヴァンガードは優秀な防空能力を備えていて、 対空警戒レーダーと六連装10基、連装1基、単装11基の40mmボフォース機関砲を搭載しています!これにより、攻撃してくる航空機は警戒せざるを得なくなり、小型舟艇は容易に近づくことはできません。


    興味深い事実:HMS ヴァンガードは砲に遠隔動力制御(RPC:Remote Power Control)を採用した最初のイギリス戦艦であり、これは砲の照準を装甲が施された射撃管制室から指揮することができることを意味していました。この時に初めて、砲塔内にある砲を直接照準する操作員が不要になったのです。艦砲の射撃はより安全になりましたが、装填は依然として乗組員が手動で行う必要がありました。









    当初の海軍本部の設計に対する要求により、HMS ヴァンガードは前部砲塔がすべての射撃角度において、3度の俯角で射撃できるように平甲板で建造されました。最終的な設計上の選択では、荒れた海の場合に波かぶりによる浸水が酷く、前部砲塔の機能を時折妨げていた艦首の不十分な乾舷部分のシア(反り返り)を改善しました。本艦は直線的に航行している場合は31ノット(57km/h)に到達可能で、速力によっては十分な操舵性を発揮します。


    知っていましたか?:HMS ヴァンガードは、この名前を冠したイギリス艦11隻のうちの1隻でした。1586年に建造された大砲31門のガレオン船から、現在も運用されている戦略ミサイル原子力潜水艦の最新型までがこの名称を使用しています。



    HMS ヴァンガードは、優秀なオールラウンダーとしてゲームに登場し、その速力を活かしながら危険を回避する単独運用と、より推奨される艦隊運用の両方で使用することができます。あまり装甲が施されていない味方艦にその優れた防空能力を提供しながら、攻撃してくる敵を効果的に牽制することが可能です。特定の能力に著しく秀でているわけではありませんが、単独で十分に戦うことができ、史実的に建造された最後の戦艦であることを考えれば、すべての艦長の皆さまにとっては建造する最優先リストの筆頭になるはずです。

    今回は以上となります!HMS ヴァンガードはゲーム内のランクVIIに登場し、次期大型アップデートの実施と共に、研究可能なイギリスの「大型艦:外洋海軍(Blue-Water)」ツリーに実装されます。これから発表される開発記事にご注視ください!

    ※なお、本兵器の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。



    The War Thunder Team