1960年代中頃、日本の防衛庁は、無限軌道のシャーシの上に設置された多連装ロケットシステムにより、自衛隊の能力を向上させることを
決定しました。基礎として、当時三菱により開発が進められていた、前途有望である無限軌道の装甲兵員輸送車が提案され、
実際に使用されることとなりました。この軍用車両は、73式装甲車の名称で運用され続け、自衛隊の攻撃用車両や支援用車両の
基盤にもなりました。近代的な多連装ロケット弾発射機を導入するために、自衛隊は、いつでも発射機が戦闘に使用できるようにするための
自走式測候所や指揮車の2種類の支援車両や、装甲車を新型の75式自走多連装ロケット弾発射機の開発の基盤として使用しました。
75式自走多連装ロケット弾発射機の運用は1975年に開始され1985年の終わりまで大量生産が行われました。
この発射機は、回転式ポッドの中にある水平発射角50度の30基の発射管を使用して130mmロケット弾を敵に撃つことができます。
75式は3人乗りであり、最高時速50 kmで走行することが可能でした。
『War Thunder』では、この自走多連装ロケット弾発射機は、高ランクの混合戦のプレミアム支援車両として登場します。
中戦車と主力戦車に対するこのような独自の追加は、日本の戦車兵の皆様に新しく興味深い戦闘の機会を与えてくれることでしょう。
30発のロケット弾はそれぞれ、直撃した場合に、ほぼ全ての地上標的に重大で致命的なダメージを与えることが可能です。
完璧に防弾鋼板が施された軽戦車が文字通り「破裂」する一方で、完璧な装甲を施した戦車もまた重大なダメージを負うことでしょう。
素晴らしいと思いませんか?そのため、これらの目標を確実に攻撃しましょう。
しかし、次の戦闘に75式を使用する前に、沢山の要因を考慮する必要があります。ロケット弾ポッドは完全に水平回転することができないため、
左右の25度以上の角度にロケット弾ポッドを回転させるためには、車体全体を回転させる必要があります。
さらに、垂直に狙いを定める時には直角に達することはできません。平らではない地形を使用し望み通りの投射角に達する方法を習得するため、
ソ連のカチューシャで練習することをお勧めします。
この兵器自体は高い機動性を持っていますが、当時広く使用されていたアルミニウム合金は機関銃の弾や、銃弾や爆弾の金属片を防ぐのに
十分な強度しか備えていなかったため、装甲は弱いと言えます。そのため基本的には、部隊の前に出て、敵の射線に入ることは
得策とは言えません。自走多連装ロケット弾発射機のプレミアム効果は十分な報酬を獲得することを可能にするだけではなく、同ランクまたは、
低いランクの日本技術ツリー内のどの兵器の研究進捗も大幅に促進させることが可能です。
75式は、高ランクの戦闘において、本当に予想が出来ない兵器であり、必ずこの車両の所有者の皆様を満足させ、
敵兵器に多大な損害をもたらすことでしょう。プレイヤーの皆様は、アップデート1.83「海の支配者(Masters of the Sea!)」のリリースにより、
この新しい兵器を使用することができます!またお会いしましょう!
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