SM.92:二つの尾のための二つのチャンス


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SM.92は、前任機のSM.91を基に開発した戦争後期の試作型重戦闘機でした。この双胴機が前線に配置されることはありませんでしたが、
来たる『War Thunder』アップデート1.87にて、イタリア軍のパイロットは戦闘の状況下で徹底的にSM.92の設計を研究することが
できるようになります。

 

簡潔に言うと、イタリアのSM.91試作型重戦闘機が軽量化され、さらなる開発がすすみ、また、汎用性のある武装が搭載された
航空機です。





『 War Thunder』にまもなく登場するアップデート1.87にて、SM.92はイタリア空軍ツリーのランクIVに、
重戦闘機として加わります。SM.92は、重量の軽減により前任の機体と比べて速度が少し速くなり機敏性が向上しています。
また、SM.91の二連装砲の武装に比べるとより汎用性のある武装を有しています。

SM.91と新しいSM.92の一番大きな違いは、その飛行能力にあります。SM.92は双発エンジンを搭載した重戦闘機ではありますが、
中央に搭載されていた操縦席を移動し機体の左側に組み込んだことによる結果として、重量が数百キロも軽減しました。
これにより、航空機の速度が著しく上昇し、中高度において最大時速615kmを出すことが可能となり、そして、全体的に
操縦性能と上昇速度も改良されました。

SM.92とその前任機であったSM.91との更なる違いは、その武装にも見られました。SM.91の機体の片方に補助として
搭載されていた6門の20mm砲とは違い、SM.92は砲の口径を犠牲にすることで、より多くの砲を搭載することが可能となりました。
言い換えると、SM.92には、たった3門の20mm砲と追加の4挺の12.7mmブレダSAFAT重機関銃が搭載されています。

さらに注目すべき点は、この機体の火力の全ては、火力の全ては航空機の2つの胴体部分、特に機首と中心の翼に広がり、
砲同士の距離が比較的大きく離れていることから、偏向砲撃を的確に敵に当てることが時折わずかに困難となりました。



前方射撃用の武装に加えて、航空機の後部は、垂直安定板に組み込まれている単一の遠隔操作型重機関銃の砲塔によって
厳重に守られています。それでもなお、パイロットの皆さまが、この機体の火力に満足しない場合、SM.92は、前任機から
全ての副武装を引き継いでいることを聞けば、その不満が解消されることでしょう。

 

我々『War Thunder』運営チームは、Gli Archivi Ritrovati文化協会のPaolo Mianaさんに、
SIAI-マルケッティの保存記録とSM91/92航空機に関する資料をご提供いただいたことに感謝しております。
この協力無しでは、『War Thunder』にこのユニークな航空機を登場させることはできませんでした。




まもなく登場する『War Thunder』のアップデート1.87にて、SM.92がイタリア空軍のランクに登場します。
それまでは、『War Thunder』の次の大型アップデートに関する情報も、最新の記事で忘れず確認しましょう。
それではパイロットの皆さま、空の一掃を楽しんでください!



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