シミュレーターバトルにおける味方の位置報告


実際の戦闘において、戦闘の参加者間で行われる確実な意思疎通は重要な役割を果たします。
参加者たちは情報を受け取り、発見した敵に関する情報と自身の位置情報を報告することで、味方と積極的に連携することができます。

様々な戦争の中では、同じ部隊の者同士が戦場で遭遇する可能性もあります。
第二次世界大戦中であれば、それは鹵獲した敵兵器を操縦している味方である可能性があり、近代における戦争であればモデルに基づいて製造されたライセンス生産版、もしくは単純に購入した兵器かもしれません。
これらの兵器の搭乗員にとって、情報と意思疎通の不足から味方に攻撃されることは、非常に深刻な問題でした。

シミュレーターバトルのゲームモードにおける意思疎通のメカニクスには、多くの場合、長距離にいる兵器を識別する能力がありません。
しかし、兵器には無線手がいるため、長距離であっても味方と連絡を取り合うことが可能であるべきです。
そして、これこそがまさに私たちが実装を計画している機能でもあります。

この機能は非常にシンプルで、不要な動作でプレイヤーが圧倒されることもありません。
兵器の照準を対象となる兵器に向けるだけで、搭乗員が特定の座標にいる味方の位置に関する情報を要請します。
それに対する報告は「Allies at coordinates(座標内に味方あり)」または「No allies at coordinates(座標内に味方なし)」で照準器内に追加で表示されます。主な条件としては、無線通信中に目標が見えている必要があることです。
通信中に目標を見失った場合は通信も遮断されます。このメカニクスはヘリコプターにおける照準モード、レーダーで目標をロックしている対空砲、または兵器にレーダーが搭載されていない場合は照準を目標に向け続けることで有効になります。

このメカニクスは、3月20日(金)から3月23日(月)まで、協同戦シミュレーターバトル(メニュー:イベント)のテストモードに登場します。テスト結果と皆さまのフィードバックに基づき、この機能を協同戦における通常のシミュレーターバトルに永続的に追加するかを検討する予定です。


The War Thunder Team