開発者たちがお答えします!


親愛なるプレイヤーの皆さまへ


Q&Aについて、再び『War Thunder』プロデューサーのヴィヤチェスラフ・ブラーニコフと一緒にお答えします!



航空機


 

Q. 1年ほど前、バトルレーティング7.7以上の航空機のマッチメイキングに対して「一時的な」(※リンク先は英語表記となります)対策が
施され、混合戦や連合国同士または枢軸国同士のバトルがより一般的になりました。それから長期間が経過した今では、
それらのランクにより多くの兵器とプレイヤーが存在します。通常の枢軸国 vs 連合国のマッチメイキングに戻す予定はありますか?


A. 初めにお伝えしておきたいのは、バトルレーティング7.7以上の航空機に関して「連合国と枢軸国の通常のマッチメイキング」というのは
非常に変わった概念であるということです。基本的に、航空機の中には枢軸国や連合国の意義が今の同盟には当てはまらなかった時代の航空機が
存在します。ここで問題となるのは、このような体制の中でドイツをどの同盟国と見なすべきかということです。しかし、
私たちは少し前(数か月前)にトップランクの航空機の戦い(バトルレーティング 10.0以上)に、「全国家 vs 全国家」だけでなく
「国家のプリセット vs 国家のプリセット」の戦いが行われる可能性を追加しました。つまり、当時のドイツにおけるトップランクの航空機は
GDR(ドイツ民主共和国)の航空機であったため、ソ連+中国+ドイツ vs その他の国家ということになります。
このオプションはバランスが取れていることが分かったため、現在の「ランダムバトル」に加えて、バトルレーティング7.7から10.0までの
範囲にも同様のオプションを追加する予定です。



Q. 現在の航空マップは、マッハ2で飛行可能な機体に対して徐々に狭くなっています。ランクVIのジェット機でのゲームプレイに適した
新しい大型の航空マップはいつ登場するのでしょうか?


A. ロケーション自体のサイズは問題ありません。通常は64x64kmのサイズで、中には128x128kmのロケーションもいくつか存在します。
ミッションでは、バトルゾーンのサイズや飛行場同士の距離がトップランクジェット機にとって非常に短いことがあります。そのため、
現在はバトルゾーンのサイズが航空機が有する飛行特性に合致するよう、全ての航空機ミッションを見直しています。一部のミッションは
すでに再設計が完了し、プロダクションサーバーに組み込まれています(スモレンスクの両ロケーション、ガダルカナルとベルリン)。


地上車両


 

Q. ストーマーHVMは、目標を攻撃してダメージを与えるという点で非常に一貫性がありません。ほとんどの場合、徐々にダメージを
与えるか完全に攻撃が外れているように見え、対空作戦において非常に信頼性が低くなっています。この車両をより使いやすくするために、
何か改善する予定はありますか?実際は手動で目標を誘導する必要はなく、ヘリコプターがATGM(対戦車用誘導ミサイル)に対して
有しているように、自動で目標を追尾するロックオン機能が搭載されているべきです。このようなシステムが導入されれば、
目標への攻撃を外すという問題の改善に大いに役立つはずです。または、ウォーリア ADATS(対空・対戦車ミサイルシステム)の試作型や、
無限軌道を有したレイピア、カナダ軍のADATSなどの新しいイギリスのトップランクSPAAG(対空自走砲)を実装するのはどうでしょうか?


A. 私たちの統計によると、ご説明の通りではありません。ストーマーHMVの効率は、リアリスティックバトルでは7位、
全てのSAM(地対空ミサイル)の中では3位の2S6やADATSに匹敵します。そのため、今すぐに新しいSAMを実装する必要はありません。
ただし、これは提案された車両が今後のゲームに登場しないことを意味するものではありません。



Q. ソ連の陸軍にT-90とそれ以降のT-72モデルが登場しないのには理由はありますか?技術的な制限によるものですか?例えば、
アメリカにはすでにM1A2エイブラムスがあり、ドイツにはレオパルト2A5があります。T-90やその他のより高性能なソ連のMBT(主力戦車)が
まもなく登場する予定はありますか?


A. ソ連の主力戦車として最高ではないにしても、最高の部類に入るT-80Uがすでにゲームに実装されています。「開発時期」に関しては、
M1A2エイブラムスやレオパルト2A5と大きな違いはありません。通常のT-90やT-90AですらT-80Uよりも機動性に劣り、
防御力や火力ではT-80Uと大差ありません。より強力な主力戦車を追加する計画については、すでにT-72といくつかのその派生型の実装に
取り組んでおり、その内の一つは前回の大型アップデートですでに実装できた可能性もありました。
しかし、時間不足により実現できなかったという客観的な理由から、次回の大型アップデートで実装する予定です。



Q. M60の砲塔と砲盾の状況が前回発表されてからしばらく経ちました。最近、数多くの新しい容積測定装甲が実装されているのを見ましたが、
報告された値に修正されたM60の砲盾と砲塔がいつ登場するのか教えてください。


A. はい、私たちは現在M60の砲盾の装甲を容積測定装甲技術に変更する作業を行っています。



Q. 空対空ミサイルに、地上目標への攻撃能力を実装することは可能でしょうか?例えば、他の種類の弾薬を持たない93式近距離地対空誘導弾や、SIDAM ミストラルなどの場合はどうでしょうか?

A. いいえ。まず、空対空ミサイルを地上の輸送車両から地上目標に発射するのは現実的ではありません。もちろん、地上目標に対する
赤外線誘導空対空ミサイルの発射実験については知っています。しかし、いかなる地上車両を破壊するにもミサイルが
弱すぎるため、装甲を有していない、または軽装甲の車両を除いて、これらの車両がその恩恵を受けることはありません。
ただし、これらの車両に軽戦車と同様の能力(「repair help」や「scouting」など)を付与し、上空からの脅威がない場合でも有用な車両には
する予定です。


艦艇


 

Q. アドミラル・グラーフ・シュペーとプリンツ・オイゲンやアドミラル・ヒッパー級は最初に実装されて以来、海軍の主力であり続けています。ゲームプレイを非常に一方的なものにしているこれらの艦艇に対抗できる、バランスの取れた兵器を有している国家はほとんどありません。
この問題に対処し今後このような事態の発生を防ぐために、何か共有できる計画はありますか?


A. 実際、これらの艦艇の戦闘効率は類似する艦艇と全く変わりません。ゲーム内国家におけるほとんどの海軍が、アドミラル・ヒッパーと同様に
8インチ(203mm)砲を使用可能であり、所々に多少の良し悪しがある程度です。グラーフ・シュペーはその点で傑出していますが、
その大口径はより長い装填時間で補正されています。したがって、この意見に同意することはできません。


その他


 

Q. 海戦と戦車戦の両方のマップに共通する問題として、マップ上の離れた場所でもある程度早い段階からスポーンポイントに直接狙いを
定めているプレイヤーの存在が挙げられます。あくまでマップの設計の悪用を止めさせるために、スポーンポイントの前に
より物理的または地形的な障害物を設置し、バランスの向上やマップの改善を行う計画はありますか?


A. はい、計画しています。私たちはアップデートの度に多くのマップに変更を加えており、その中には上記問題を解決するために設計したマップ
も含まれています。



Q. HUDを見直し、ヒット数や報酬に関する詳細を提供する予定はありますか?
この情報を画面のどこか別の部分に移動させたらいいと思うのですが。


A. 検討します。



The War Thunder Team