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機能的な車長用照準器で『War Thunder』の地上戦を新たに見直してみよう!



『War Thunder』の次期大型アップデート「レッドスカイズ(Red Skies)」では、戦車を中心とした地上車両に車長用照準器を導入します。
車長用照準器は、20世紀半ばの戦車に搭載された光学式観測装置だけでなく、暗視装置やレーザー測遠機などを含む複雑な射撃統制システムでもあります。
ゲーム内の地上戦をより本格的に、そして臨場感あるものにするために、地上車両の双眼鏡やカメラのコントロールメニューに実装されている機能の一部を、特殊装置である車長用照準器に移行することを現在計画しています。


つまり、車長用照準器は戦車長の制御下にある独立したモジュールなのです。
例えば、ソ連のT-54に搭載されている最もシンプルな車長用照準器や、現代の戦車の砲塔に搭載されている観測装置のように独自の旋回軸を有します。
車長用照準器には、実際の車両に対応する独自のレティクルと倍率があります。
現代の戦車では、車長用照準器には独自の暗視装置や熱線映像装置が備えられ、レーザー測遠機を搭載することも可能です。
さらに、一部の車両では、車長用照準器からの視点で砲塔の対空機関銃を操作することができます。

また、砲手の照準器に接眼レンズが付いている、または独立した戦車長用の射撃統制システムを搭載している車両であれば、車長用照準器を使用して接眼レンズを利用しながら敵に射撃することも可能です。
さらに、リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)には、レーザー測遠機が計測した距離をスコープに自動入力する機能を追加します。
すでにシミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)にて実装されている機能ですが、今回の車長用スコープの導入により、理に適ったものとなりました。


車長用照準器は戦車長の持ち場にある装置のため、戦車長が負傷した場合、他の乗員は車長用照準器を利用することができません。
砲手や整備士が二重統制装置を持っていなければ、夜間や悪天候時に車両は視界を失ってしまいます。
そのため、最大の効果を得るには、敵車両に乗っている戦車長を攻撃しましょう!

では、双眼鏡はどうなるのか?
双眼鏡が役立てば暗視装置や熱線映像装置を使用することができなくなるため、私たちはこれを単なる光学装置として残そうと思います。
次期アップデートでは、測遠機の機能を双眼鏡から車長用照準器に移す予定です。

もちろん、車長用照準器が三人称視点や砲手照準の視点、双眼鏡に影響を及ぼすことはありません。
これは車両の射撃統制システムを制御するための新しいタイプの視点です。
コントロール設定のメニューには、赤外線投光器、主砲や同軸機関銃または対空機関銃などの複数操作を含む、車長用照準器、関連装置、武装を有効/無効にするためのボタン割り当てを行う新しいオプションを追加する予定です。


この新機能が『War Thunder』の戦車兵の皆さまに喜ばれることを願っています。
私たちは車長用照準器を大変気に入っており、今後も多様で機能的なものにしていく予定です。




The War Thunder Team