【特報】陸・空に続く海の新プロジェクト「海軍軍備補充計画」立案!

DMM GAMES『War Thunder』日本運営チームは、列強各国が海軍力増強を自粛していた海軍休日が終わりを告げ、これまでになかった新型戦艦などが次々と投入され、建艦競争時代への突入を憂慮していた。

列強に追いつけ追い越せ!バスに乗り遅れるな!

帝国海軍も不脅威不侵略の自主的軍備拡充に邁進せざるを得ず、将来予想される艦隊決戦に向け、艦艇数で勝る米英を質で凌ぐため、世界最大の主砲口径に基準排水量6万tを超える巨大戦艦の長期建造プロジェクトを始動する―





Yamato, Catalog #: NH 63433, Naval History and Heritage Command, Washington, DC(アメリカ海軍歴史・遺産コマンド提供)




大日本帝国海軍の象徴で日本の造船技術の粋を集めて建造された世界に誇る最大の戦艦「大和」を日本の手によって、日本の魂と技術力の結晶を操舵可能な3Dデジタルデータへ昇華するべく、『War Thunder』ならではの機関や弾薬庫に装甲板の内部構造も博物館と協力しながら設計図や写真など貴重な一次資料を基に緻密に制作し、甲板の張り方や砲塔の形状なども最新の研究・考証を参考に細かいディテールも忠実な再現を図れるよう長期的に活動して参ります。

プロジェクトの進捗状況は用意でき次第、順次お伝えいたしますので、続報をお待ちください。


 

※陸上自衛隊74式戦車改(G)・航空自衛隊F-4EJ(改)に続くDMM GAMESによる独自プロジェクトになりますが、昨今の情勢から進行予定が流動的となりますので、これまで定期的に行っていた1月1日発表から変動しますことご了承いただけますようご協力をお願いいたします。






戦艦大和とは


世界最大・最強と言われる大日本帝国海軍が建造した最後の超弩級戦艦型のネームシップです。

1936年(昭和11年)末に海軍軍縮条約が失効することから列強各国で軍艦の建造が予想され、1934年頃から日本は限られた資源や予算から艦艇の「量」ではなく、「質」で対抗しようと試み、仮想敵国のアメリカ海軍はパナマ運河を通過できるサイズに制限されるため、主砲は40cmまでしか搭載できないと判断し、大日本帝国海軍は上回る46cmの主砲を搭載した大型戦艦の建造計画「A-140」をまとめました。(日本海軍が計画した140番目の戦艦という意味で後に大和型戦艦となる計画符号)

1937年(昭和12年)8月21日、米内光政海軍大臣からの第一号艦製造訓令「官房機密第3301号」により建造が始められ、アメリカやイギリスに対抗策を講じられないよう徹底的な秘匿を行い、同11月4日に広島県呉市の呉海軍工廠の造船船渠で極秘裏に起工し、1941年(昭和16年)12月16日に大和型戦艦1番艦「大和」が竣工しました。真珠湾攻撃による太平洋戦争勃発の8日後のことです。

史上最大の艦載砲である45口径46cm三連装砲を搭載し、大胆な集中防御方式で重量の軽減に努め、基準排水量が6万t超えにも関わらず、15万馬力を発揮する新型の蒸気タービン機関と球状艦首(バルバス・バウ)など当時の最新技術により速力27ノット(約50km/h)を発揮しました。




- 大和型戦艦諸元 -


建造所 呉海軍工廠

Battleship Yamato, Catalog #: 80-G-704702, Naval History and Heritage Command, Washington, DC
(アメリカ海軍歴史・遺産コマンド提供)

起工 1937年(昭和12年)11月4日
進水 1940年(昭和15年)8月8日
竣工 1941年(昭和16年)12月16日
全長 263m
全幅 38.9m
吃水 10.4m(公試)
排水量 69,100t(公試)
72,809t(満載)
吃水 10.4m(公試)
主機 艦本式タービン4基4軸(153,553馬力)
主罐 ロ号艦本式重油専焼罐12基
速力 27.46kt(公試)
航続力 7,200海里(16kt)
兵装 四五口径九四式四〇糎砲(46cm)三連装:3基
六〇口径三年式一五糎五砲(15.5cm)三連装:4基
四十口径八九式十二糎七高角砲(12.7cm)連装:6基
九六式二十五粍機銃(25mm)三連装:8基
九三式十三粍機銃(13mm)連装:2基

※数値は全て竣工時