特集:イギリス爆撃機

イギリスは、第一次世界大戦で初めて爆撃機の世界に進出しましたが、戦間期にこの分野ではあまり進歩がありませんでした。しかし、1930年代初頭には、後に海軍本部の直接支配下となるFAA(Fleet Air Arm:艦隊航空隊)と、イギリス空軍の爆撃機軍団という2つの異なる爆撃機の部隊が存在しました。そして、ナチスが政権を奪取した後にドイツの航空戦力がますます向上したことにより、イギリスは爆撃機による強力な対抗策を持つために多大なる努力を重ねることとなりました。