バトルパス兵器：PT-658魚雷艇

現在も2艇ある完全に航行可能なPT（Patrol Torpedo boat）シリーズの哨戒魚雷艇の1艇であるPT-658が、バトルパスの新シーズンで獲得可能な報酬兵器として『War Thunder』に登場します！

PT-658　魚雷艇　アメリカ　ランクIII

特徴

• 素晴らしい武装を有する点
• 生存率が低い点
• プレミアムボーナスを獲得できる点
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  歴史（ここをクリックで展開されます。）
  戦時中、アメリカ海軍では高速で機動性に優れた魚雷艇の必要性が高まっていました。アメリカにおけるモスキート・フリートの主要供給業者であったElco（エルコ）造船所は増加し続ける注文にすぐに対処できなくなったため、同社の経営陣はフロリダ州ジャクソンビルのHuckins Yacht Corporation （ハッキンズ・ヨット・コーポレーション）とルイジアナ州ニューオーリンズのHiggins Industries （ヒギンズインダストリー）という2つの造船所に魚雷艇の製造に関する書類を移管することを余儀なくされました。Higgins Industries （ヒギンズインダストリー）の造船所で建造された78フィート艇は、完全な木製であったため最高速度はわずかに低下しましたが、このシリーズにおける堪航能力と操舵性は維持されました。この魚雷艇の多くが太平洋戦域のアメリカ海軍に就役し、日本軍に対して集中的に運用されました。建造された221隻のうち、そのほとんどがレンドリース法に基づき貸与され、52艇はソ連へ、24艇はイギリスへと移送されました。
  
  PT-658もレンドリース法によりソ連へと貸与される予定でしたが、1945年7月30日の竣工時までにヨーロッパでの戦争はすでに終結していたため、移送は中止されました。戦闘に参加することがなかったこの魚雷艇は、予備役や輸送艇として運用されました。その後1958年に私有物となり、1993年には兵役経験者や愛好家の非営利団体に寄贈され、修復されました。2005年までに完全に復元されたPT-658魚雷艇は、2艇ある完全に航行可能なPTシリーズの哨戒魚雷艇の1艇となっています。現在ではオレゴン州ポートランドにあるVigor Industrial（ヴィガー・インダストリアル）造船所にて生きる展示品として飾られ、今でもショーに参加しています。
  
  
  
  
  

  

  
  Higgins Industries （ヒギンズインダストリー）が開発した200シリーズの78フィート艇は、『War Thunder』の「Coastal Fleets（沿岸警備：小型艇）」ファンの皆さまにはすでにお馴染みでしょう。木製の艇体と少ない乗員で構成され、優れた武装を備えたこれらの高速艇は、機関銃による攻撃からさえも乗員や内部モジュールを防御することが難しいため、島々や岩の間にあるポイントや待ち伏せ地点を素早く占拠するために使用することが適しています。
  
  
  
  

  PT-658魚雷艇は、バトルパスの新シーズン「リバー・ハンター（River Hunter）」で獲得可能な報酬兵器の一つとして『War Thunder』に登場します。プレミアム艇であるPT-658は、このシリーズの長所と短所をどちらも完全に引き継いでいます。艇尾にボフォース40mm機関砲、艇首に37mm機関砲、エリコン20mm機関砲2門、大口径機銃4挺という優れた武装を備えたこの魚雷艇は、敵の舟艇や軽航空機を狩る他の追随を許さないハンターとなります。また、PT-658は569mm魚雷4本、爆雷、無誘導ロケット16発もの豊富な追加武装も選択可能です。残念ながら木製の構造は損傷を受けやすく、少ない乗員数では敵からの攻撃下で長時間にわたってこの魚雷艇を生存させるのは難しくなり、ライフル口径の銃でさえ、乗員や内部モジュールに致命傷を与えてしまいます。

  
  

  

  
  

  PT-658を活用した最も効果的な戦術は、煙幕に隠れ素早くポイントを占拠し、敵の偵察と近距離戦を行うことです。深刻な敵は、この木でできたアメリカの魚雷艇を最初の攻撃で簡単に戦闘不能にしてしまうため、航行可能である限り動き続けましょう。ポイントを一つ占拠したら、撤退して次のポイントへ移るのです。PT-658が持つプレミアムボーナスによって、占拠したポイントと敵への攻撃ごとに追加のシルバーライオンを獲得可能となります！

  
  

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