バンドカノン1C:北欧の最終兵器
2021-12-09 01:00
解説
自動装填装置を搭載したスウェーデンのバンドカノン1自走砲は、1950年代後半に以前の実験的なプロジェクトを基に開発されました。この驚異的なバンドカノン1が『War Thunder』の次期大型アップデート「ウイングドライオンズ(Winged Lions)」の一部として、まもなくスウェーデン陸軍ツリーに登場します!
簡潔に言うと、有名なStrv 103の改造されたシャーシを基に開発され、驚異的な発射速度を有する強力な155mm榴弾砲を搭載したスウェーデンの自走砲です。 |
バンドカノン1C 自走砲 スウェーデン ランクIV
特徴:
『War Thunder』では、このバンドカノン1Cが次期大型アップデート「ウイングドライオンズ(Winged Lions)」の一部として、まもなくスウェーデン陸軍ツリーの中ランクに登場します。特徴的な自動装填装置を搭載した155mm榴弾砲を主要かつ唯一の武装として搭載しているバンドカノン1Cは、戦車兵の皆さまが未だかつて目撃したことのない速さで敵に致命的な量の榴弾を浴びせることが可能です!
自動装填装置を備えた155mm榴弾砲は、バンドカノン1Cにおける注目の的ではありますが、それは車両に対するサイズだけが理由ではありません!このような大口径の武装自体は、『War Thunder』の戦車兵の皆さまにとって珍しいものではありませんが、自動装填メカニズムとの組み合わせは間違いなく初めてお目にかかるものでしょう。この唯一無二の装備により、バンドカノン1Cは全14発の弾倉をたった45秒で撃ちきることができ、これは約3.2秒に1発が発射可能であることを意味します!しかし、バンドカノン1Cには弾倉が一つしか搭載されていないため、ある程度の時間を要する戦略ポイントでの弾薬補給時には、潜在的な敵から放たれる砲撃に注意しなければなりません。
この驚くほど高い発射速度と非常に優れた弾道特性、そして強力なHE弾(榴弾)の組み合わせにより、バンドカノン1Cはより重装甲を有する敵車両も効果的に破壊することができます。しかし、バンドカノン1Cは遠隔式の信管付きを含むHE弾(榴弾)しか発射できないため、柔軟な障害物やこのランクの一部の車両に見られる反応装甲、または重要な構成部品ではない無限軌道に命中した場合は、その破壊力を最大限に発揮することができない可能性があります。一方で、戦車兵の皆さまが車体上部や砲塔などの装甲が薄い部分に命中させることができた場合、HE弾(榴弾)の爆発的な威力によって、敵を木端微塵に破壊し冥土へと送ることができます。
興味深い事実:運用開始後に、バンドカノン1はこのタイプの車両における発射速度で世界新記録を樹立しました。 |
自身の破壊的ポテンシャルとは裏腹に、バンドカノン1C自体は敵から比較的少ない労力で強制的に退役に追いやられてしまうため、ゲームではいわゆる「ガラスの大砲」の兵器グループに属します。また、その比較的大きなサイズは、鷹の目を有するパイロットの注意を引く可能性があります。
さらに、バンドカノンの能力は、平凡な機動性によって制限されています。Strv 103Cと同様のエンジン/タービンによって稼働するため、バンドカノンは理想的な条件下でも最高速度約30km/hにしか到達できず、オフロードではさらにその機動性が低下します。この機動性と比較的軽い装甲、そして全体的なサイズによって、バンドカノンは前線の喧嘩屋というよりは、第二線での支援車両としての役割に適しています。
次期大型アップデート「ウイングドライオンズ(Winged Lions)」の実施に伴い、このバンドカノン1Cがスウェーデン陸軍ツリーのランクIVにてすべての戦車兵の皆さまを待ち受けます。それまでは、次期大型アップデートで登場する新しい兵器や新機能に関する記事をお見逃しなく。それでは戦車兵の皆さま、よい狩りを!
The War Thunder Team