メカニック!(No.034)
2021-12-22 22:20
お知らせ
今回のダイジェストでは、ゲームの改善と修正に関する取り組みについてご紹介します。公式サイトのチェンジログにて、これらすべての項目を確認することをお忘れなく。
簡単に不具合報告を送ろう!
実施されたほぼすべてのアップデートやこのダイジェストにおける改善点の一部は、皆さまから寄せられた不具合報告に基づいています。それらの有用性と皆さまからの支援は非常に重要であるため、不具合報告の作成に時間と労力が掛からないように簡素化することにしました。
開発者への不具合報告をより簡単に行うことができる新しい形式について、下記のお知らせ記事で詳しい方法をご紹介していますので、ご確認ください。
必要なログやその他のファイルのダウンロード、ゲームで最も議論されている問題の確認、そしてゲームクライアントから直接そのページにアクセスし、クライアントバージョンなど一部必要情報が自動入力される便利なフォームです。
この新しい報告形式は、「コミュニティ」→「問題の報告」をクリックして利用することができます。また、こちらのフォームに関するフィードバックやご意見もお待ちしております。
もちろんフォーラムからの不具合報告も受け付けておりますので、ぜひご利用ください。
砲弾の行方
稀ではあるものの、大型アップデート「グラウンドブレイキング(Ground Breaking)」の実施以降も、砲弾の行方に関する疑問が戦車兵の皆さまから引き続き寄せられていました。新しい地形形成のメカニクスに伴う表面の再設計を必要としたアップデートが原因となり、砲弾が行方不明になる事態が発生していました。
簡単に説明すると、実際には砲弾自体は消えてはいないのですが、砲塔の背後に地面、丘、岩などの表面があった場合、一体物として認識してしまい、ゲームは砲弾側に爆発または命中を指示してしまっていました!この現象は、プレイヤーより上に位置する敵への射撃や、背後に丘やその他のオブジェクトがあった場合に頻発しており、味方または敵に関係なく破壊された戦車が近くにあった場合も含まれます。
先日、砲弾の軌道を修正し、戦車の背後に位置する障害物と衝突することがなくなりました。
ロケット及び空対地ミサイルのモデルの明確化
武器のメカニクスに小規模な変更を加えることで、顕著な効果が得られる場合もあります。起爆装置の後方に一定の空間を持つ巨大なHE弾(榴弾)の弾頭を備えたゲーム内ロケットや空対地ミサイルのモデルに、信管と装薬の間の空間を追加しました。
これにより、このようなロケットや空対地ミサイルの起爆装置の爆心地は、実際の着弾点からやや離れます。そのため、爆発波や破片が作用する表面積が大きくなり、より脆弱な部分が爆発による影響を受けたり、二次フラグメントによって貫通されたりする可能性が高くなります。
爆風で弱点を攻撃するために、敵の砲塔の最上部及びその付近に強力なHE弾(榴弾)を発射したことがある皆さまは、この原理のことをよくご存知かと思います。今後、これらのロケットや空対地ミサイルはより危険な存在となり、これからもより洗練された武器のモデル化を継続する予定です。
勝利の迅速化
この変更は航空リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)で機能します。ご存知のように、敵にアクティブな部隊が残っていない場合、しばらくしてから敵のチームポイントが減少し始め、その後待望の勝利がもたらされます。
私たちは、ポイント減少の過程が開始されるまでの無駄な時間を排除することにしました。これにより、アクティブな部隊がいなくなったチームは即座にポイントが減少し始めるようになりました。同時に、バトルで最後まで生存したプレイヤーがアクティブになるまでの待機時間を、90秒から100秒へとわずかに延長しました。
どちらのチームの立場であるかにかかわらず、私たちは皆さまが迅速に勝利と成功を収められることを願っています。
グローバルイルミネーションの問題修正
グローバルイルミネーションは、ゲームエンジン「Dagor Engine」において最も興味深いグラフィックスの一つです。ビデオカード「DX11」に対応している場合、これを有効にすることで、FPSの低下を最小限に抑えながらよりリアルな照明効果や反射光を享受することができます。
今回の「メカニック!」では、この設定を「普通」品質以上に設定した場合にバトル中の画面が暗くなりすぎてしまっていた問題を修正しました。この問題をご報告してくださった皆さまに感謝します!
更なる改善
今回のダイジェスト用に多数の役立つ修正と改善をご用意しました。別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!
いつも『War Thunder』のフォーラムにて不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。