メカニック!(No.037)
今回のダイジェストでは、ゲームの改善と修正に関する取り組みについてご紹介します。公式サイトのチェンジログにて、これらすべての項目を確認することをお忘れなく。
垂直操作無効化の修正
『War Thunder』のゲーム設定には、バトル体験を向上させる興味深い機能が数多く存在します。その中の一つが、「停止中の垂直照準を無効にする」です。この設定を有効にすると、急ブレーキ時に砲手が砲の垂直方向における揺れの補正を行いません。これにより速度の遅い戦車が照準する際に時間を短縮することができます。
しかし、非常に高速で反動が大きい砲では、この機能が正しく動作しない可能性がありました。例えば、ZSU-57-2のような車両の場合、ゲームは強い反動をブレーキとみなし、射撃後しばらくの間は垂直操作を完全に無効にすることがありました。
このメカニクスのロジックを改善したことにより、このような現象は二度と発生しません。簡単に設定できるため、ぜひお試しください!
地底戦車現る?
少なくとも今のところは実装していません。オブイェークト 279やT95は素晴らしい能力を備えた戦車ですが、地表の下でドリルの轟音を響かせながらバトルに現れることがあってはいけません。これらの車両では、地面に埋もれた状態で出現するという形で問題が発掘されました。現在は調査チームで出土品を回収し、他の車両と同じ「地上車両」として動いています。
誘導ミサイルはどこへ飛んだ?
他のプレイヤーが発射した誘導ミサイルの飛翔するタイミングが不正確だったことも残念な間違いの一つです。この問題はミサイルがプレイヤーの目を欺いていたことによるもので、一見通過したように表示されていたものの、実際には目標へ正確に命中していました。第一世代及び第二世代の誘導ミサイルによる飛翔を改善し、ミサイルを発射したプレイヤーと同様にそれ以外のプレイヤーにも正しく表示されるようになりました。
充電切れの暗視装置
戦車の照準器において、暗視装置または熱線映像装置を完全に充電が切れた状態で有効にできる場合があり、三人称視点でも暗闇をはっきりと見ることが可能になっていました。この魔法は解け、これらの装置は本来の機能を取り戻しました。
グラフィックス
先日追加された物理的に正しい月明りは、夜戦に顕著な変化をもたらしたことでしょう。明るさが改善されたため、目を細めてプレイする必要はもうありません。
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また、建物や岩などの水平面に映る影の誤った挙動を修正し、グラフィック設定の「最大」または「映画」における、地上車両の照準器を通して見た時の茂みや木の表示を改善しました。
更なる改善
今回のダイジェスト用に多数の役立つ修正と改善をご用意しました。別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!
いつも『War Thunder』のフォーラムにて不具合報告を行っていただき誠にありがとうございます。
The War Thunder Team