メカニック!(No.070)


私たちは、『War Thunder』の改善と修正に継続的に取り組んでいます。今回のダイジェストでは、最近行われた最も顕著な変更点についてご紹介します。公式サイトのチェンジログにて、ゲームに実装されたすべてのアップデート情報を確認することができます。

フェンス越しの攻撃



地上戦用のマップにある多くの構造物は、リアルな環境を作り上げること、そして兵器を隠すための遮蔽物という2つの役割を担っています。しかし、一部の破壊可能な構造物が本来の役割をはるかに超え、兵器を隠すだけでなく攻撃からも防御する役目も果たしていました!撃破されて当然だったダメージを受けたにもかかわらず、遮蔽物の背後に隠れていた敵は、ダメージを受ける代わりに反撃の機会を得ることができていたのです。

このエラーは修正されました。老朽化した小屋に邪魔されることを恐れずに、フェンスや構造物を撃ち抜きましょう。

HMDの更なる選択肢



私たちは常に、プレイヤーの皆さまにより多くの選択肢を提供できるよう尽力しています。近々、空戦に「レーダー/赤外線捜索追尾システムでの視認可能範囲内/外の戦闘」のオプションが追加され、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)で目標を指定することが可能になる予定です。

なお、赤外線誘導方式の空対空ミサイルのシーカーは、常にHMDで制御されます。

MiG-29の修正



大型アップデート「アペックスプレデターズ(Apex Predators)」で追加された新しい兵器の改善に取り組んでいます。特に、R-27R/ERミサイルが、TWS(Track-While-Scan:捜索中追尾)モードのトラックファイルからデータリンクの更新を受信していたことが発見したため、修正を行いました。現在、MiG-29はレーダーによるハードロックオンのみからデータリンクの更新を受信し、AIM-54ミサイルを搭載したF-14はハードロックオンとTWS(Track-While-Scan:捜索中追尾)の両方から受信するようになりました。また、MiG-29のシーカーは、目標ロックが解除されると同時に無効化されるようになりました。

カモフラージュ設定の保存



大型アップデート「アペックスプレデターズ(Apex Predators)」では、艦艇用のカモフラージュにコンディション・スケール・回転がカスタマイズ可能なオプションを追加しました。ところが、乗組員スロットを切り替えると、そのカスタマイズがデフォルトにリセットされていました。

この問題は修正されたため、カモフラージュの設定がリセットされる心配はもうありません。

二酸化炭素の排出量



電気自動車が普及しつつある今の時代、私たちには二酸化炭素の排出量を削減することが求められています。「アサルト」モードで地上車両が突如「排気ガス」を全く出さなくなったのは、そのお手本に見えたかもしれません!

残念ながら、これは不具合でした。『War Thunder』の兵器には現実的であることが最も重視されており、ゲーム内の内燃機関を備えた20世紀の戦車は、環境にあまり配慮していませんでした。そのため、当然のごとく地上車両が再び排気ガスを放出するようになりました。

更なる改善


別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!今回は、あらゆる地上車両の弾薬庫から消費される順番を調整し、ズームインしてもZ-10ヘリコプターの視界が妨げられなくなり、F-16AのコックピットビューのGインジケータが正しい値を表示するようになりました。


いつも『War Thunder』の特別なサービスから不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。