メカニック!(No.073)


私たちは、『War Thunder』の改善と修正に継続的に取り組んでいます。今回のダイジェストでは、最近行われた最も顕著な変更点についてご紹介します。公式サイトのチェンジログにて、ゲームに実装されたすべてのアップデート情報を確認することができます。

ミサイルの修正



ミサイルに関する、複数の不快なエラーを修正しました。例えば、赤外線シーカーが横方向に移動している航空機をうまくロックオンすることができず、代わりに空中をロックオンして発射時に自爆することがありました。

これは、SARH(semi-active radar homing:セミアクティブ・レーダー・ホーミング)弾頭を搭載したミサイルを発射した敵がロックオンを解除した場合、RWR(Radar Warning Receiver:レーダー警報受信機)がレーダーを探知していなかったことに起因していました。そこで、可能な限り広範囲でビームを使用し、敵のレーダーアンテナの放射パターンをより正確に考慮するように、RWRのアルゴリズムを修正しました。

また、ミサイル発射時の不適切な視覚効果を修正しました。以前は、航空機の後ろにミサイルが発射されたかのように見え、Ping値が高くなるとミサイルの閃光はさらに後方へと引き寄せられていました。

地上車両のダメージモデルの修正



いくつかの地上車両において、装甲貫通力に関する修正を行いました。 オブイェークト 906は、外観とダメージモデルの構造に差異があり、ヴィッカース Mk.1 は車体前部のダメージモデルが車体の中心まで押し戻されていました。 また、10式戦車(試作車両)TK-Xの装甲は、特に優れているというわけではないものの、それでも貫通するはずのない小口径のHE弾(榴弾)の金属片によって、貫通可能な箇所がありました。

先日開催された工作イベント「修理工場(Repair Factory)」に伴い、『War Thunder』に新たに追加された中国のQN-506戦車支援戦闘車両が大きな注目を集めました。というのも、車長用サイトの装甲が欠落していたと同時に、戦車上部が過剰に防御されていたためでした。

以上のエラーはすべて、皆さまからの報告により修正されました。引き続き不具合報告をよろしくお願いします!

致命的な揚弾筒



最新の大型アップデート「スカイガーディアンズ(Sky Guardians)」の実施に伴い、艦艇に新たな災難が降りかかりました。弾薬揚弾筒を失うと、装填の速度が遅くなるの代わりに、装填自体ができなくなっていました。特に戦艦や巡洋艦の揚弾筒は大きく、装甲が薄いため、砲を破壊するよりも弾薬揚弾筒を破壊する方がはるかに簡単だったいう痛手を味わっていました。

この問題を特定し、修正しました。大型艦船が恐れることは、何もありません。

更なる改善


別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!今回は、懸架武装の編集が簡単になったほか、地上車両の車長用の熱線映像機器がランダムに有効化されることがなくなり、特殊な爆弾がすべての建物を破壊しなくなりました。


いつも『War Thunder』の特別なサービスから不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。



The War Thunder Team