FlakPz I ゲパルト-2つ目、そして最後のゲパルト

ドイツの戦後初となる自走式対空砲を紹介しましょう。

ゲパルト自走対空砲-35mm機関砲を2門搭載した素晴らしい対空砲です。



ゲパルト自走対空砲、もっと正確に表記するのであればFlakPzゲバルトは、1970年代に軍隊に導入されたドイツの自走式対空砲でした。
レオパルト1のフレームを製造し、エリコン製35mm機関砲を搭載した回転砲塔を装備しています。
500車両以上が製造され、今日でも各国の軍隊に残っています。
主力戦車レオパルト1 の車体は、水冷エンジンで動く、最大830馬力を発揮するMTU MB 838多燃料エンジンが使用されました。
また、最大装甲は厚さ50mmで、速度は、45トンを超える重量でありながら
65km/hに到達することが可能であり、3人の乗組員で操縦されていました。






この車両には約4kmの有効射程と発射速度は1門あたり
毎分550発のエリコンベルト給弾式KDA 35mm2連装の機関砲が装備されました。
また、生産された車両は内蔵された距離計や最大15kmの範囲を探索、追跡するレーダーを
使用することなく手動で操作することが可能でした。
FlakPzゲパルトはゲーム内でも多様に活躍する自走式対空砲となることでしょう。
車体は主力戦車レオパルト1からそのまま流用したことから、
装甲があまり施されていない自走式対空砲よりも、敵の攻撃から身を守ることができます。




本来ゲパルトは対空砲ですが、一部の中戦車を含む多くの軽装甲の敵に対しても有効でしょう。
また、HEI-T爆薬120 g、貫徹力は命中角60度の1,000mで35mm、SAPHEI-T、命中角90度の1000mで
貫徹力90mmのAPDS弾薬の40発分の3つの異なる弾薬が使用できます。






友軍の戦車を敵の爆撃やロケット弾の攻撃から守るために戦いましょう。
空が万全ならば、その迅速なスピードを利用して敵の後ろに回り
中戦車の胴体と背面を貫通させて多才な能力を見せつけましょう。
また、発射速度は、敵に反撃の余地を与えません。
さらに敵の自走式対空砲や軽戦車は貴方には適わないはずです。
先制攻撃と速やかな一撃を加えましょう!






ゲパルトは、ドイツの自走式対空砲のテックツリーで2つ目であり最後となります。
この多才な自走式対空砲は様々なプレイスタイルを可能にし、
この戦後の素晴らしい車両を貴方のラインナップにぜひ取り入れてください。



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