ハドソンMk V - 双発機!

戦時中に軽爆撃機としての価値を証明した双発旅客機。
ハドソンMk V をご紹介しましょう!



航空機産業にて生産された多くの軍用機は、戦争終結後には民間で使用される機体となりました。
しかしながら、双発ロッキードスーパーエレクトラという機体は、正反対の方向をたどった機体でした。
評判良い旅客機であったこの機体は、軽爆撃機として軍事転用され、
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線では、ハドソンの名で知られていくことになります。

1939年の初めに、アメリカからイギリスへ運ばれ、第二次世界大戦が勃発する前までは、
イギリス空軍の北海での偵察ために運用されていました。
第二次世界大戦の幕上げと共に、ブリテン諸島からの作戦を実行し、
ドイツの飛行艇を撃墜した最初の連合軍の航空機として歴史に刻まれました。
この出来事は1939年10月8日ユトランドで起きました。






1,200馬力のプラット&ホイットニー製の双発機には、2挺のブローニング .303(7.7mm)機関銃が搭載され、
銃座にはさらに2挺の.303(7.7mm)機関銃があり、そして機体の下にはヴィッカース重機関銃が装備されました。
この機体は1,600ポンドの爆弾と8つの無誘導ロケットを同時に搭載することが可能でした。
その見た目に反して、とても機敏な動きが可能な機体であり、熟練のパイロットが操縦するこの機体は、敵にとって悩みの種になりました。
日本の有名なエースパイロットである坂井三郎は、わずか1機のハドソンが、9機のA6M 零式艦上戦闘機からの攻撃を、
10分以上もの間、耐えぬいたことに対し驚きと感銘を受けました。






軽爆撃機は、一般的に装甲車や掩体壕を攻撃するときに使用されます。
「War Thunder」内で、同様のシチュエーションがある場合には、ハドソンを使用することがピッタリでしょう。
さらに、高い操縦性によりスーパーエレクトラの軍事用は、戦闘機の攻撃も避けることを可能にします。

この機体は、「War Thunder」を始めたばかりの操縦士にとって最適な機体となるでしょう。
操縦はしやすく、多様な装備は、様々なスタイルでのプレイを練習することができます。
ハドソンは様々な戦闘において使いやすく、正確な攻撃はプレイヤーが操縦する戦車への攻撃をも可能にします。






第二次世界大戦中に生産された、多くの戦闘機のように、ハドソンにもレンドリース法に取り入れられました。
また、この機体は「War Thunder」のイギリスのテックツリーのプレミアム機体として登場します。
軽くて機敏な爆撃機は、その飛行能力を楽しむことができ、さらに経験値やシルバーライオンの獲得に間違いなく便利な機体となることでしょう!



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