
エムデン軽巡洋艦は第一次世界大戦の後、ドイツで初めて製造された巨大軍艦であり、現時点で、『War Thunder』艦隊CBTにおいて最も強力なドイツ軍の艦です。
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手短に言えば、艦隊CBT序盤において、トップを誇るドイツ製の艦です。その装甲帯、大人数の乗組員、強力で多数にわたる武器により 艦の生存性が高くなり、敵にとってとてつもない脅威を与えます! |
第一次世界大戦に敗北しヴェルサイユ条約に調印した後、ドイツは軍事力と新たな武器の製造という点において、厳しい規制を受けることと
なりました。例えばその結果、終戦後に残存した巡洋艦が軍務で使用開始されてから20年経過するまでは、
ドイツは新たな艦の製造を禁止されることとなりました。そしてその場合においても、
ドイツが新たな艦の設計を行う際には、厳しく定められた技術規格を超えることはできなかったのです。
1921年、新たな軽巡洋艦の製造がヴィルヘルムスハーフェン海軍造船所にて開始されました。
この新しい艦は1899年に製造されたナイオベ巡洋艦の代替を目的としていました。
何度かの遅延があった後、この巡洋艦は1925年1月進水され、厳かに「エムデン」と名づけられました。
第一次世界大戦においてインド洋に沈んだ、有名な巡洋艦から名を受け継いでいます。
国の切迫した経済状況から、新たな艦の戦略的技術仕様書は、ドイツがプロジェクトに対して許可された規格を下回るものとなりました。
そのため、本質的に製造段階からエムデンは時代遅れの艦だったのです。しかし、最終的にこの軽巡洋艦はドイツ海軍において、
最もアップグレード可能な艦となりました。1926年から1945年の間、艦に追加改良が施され、
石炭燃焼ボイラーは重油燃焼ボイラーに取り替えられ、新しい533mm魚雷発射管を搭載し、対空武装は大幅に改善され、時代遅れの
カイザー朝時代の150mm武装はより強力な武器に取り換えられ、レーダーシステムは多数の改善を施されました。巡洋艦は戦争開始まで、
軍務において「8回」の長距離巡航を含む航海を行い、見事胃袋の中(手中)へ収めてしまい
(「8回」-「エイト(eight)」-「イート(eat)」つまり食べてしまった…)、
エムデンは事実上、世界中すべての場所へ航海したことになります。
第二次世界大戦では、エムデンはまず練習艦また軍の情報通信センターとして使用されました。
1945年、エムデン軽巡洋艦はイギリス空軍の爆撃により致命的な傷を負い、その後沈没しました。
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面白い事実として、エムデンのキャプテンの一人として従事したカール・デーニッツは最終的に潜水艦艦隊の指揮官となり、 その後ドイツ海軍全体を指揮するようになりました。 |
『War Thunder』では1945年型のエムデンが実装されます。海戦CBTのリリースに伴い実装されるこの艦は、
『War Thunder』のドイツ海軍にとって最も強力な艦です。
この型の設計はすべて改良が施されたため、エムデンは戦場における真の勢力となりました。この軽巡洋艦の装甲帯は50mmの厚さがあり、甲板と武装は装甲によっても保護されれています。エムデンには683名乗り組むことができ、この浮かんでいる要塞は最大時速29ノット(53km)に
達します。
8門の150mm主砲と3門の105mm対空砲は、かなり距離の離れた大型の海上目標を直ちに破壊することができます。対空武装として20門以上の20mmと40mmの機関砲があり、上空からの攻撃に対して素晴らしい防衛手段として役割を果たします。
もちろん、接近戦において敵の船や小さな艦に直接攻撃し、容赦ない猛射を浴びせることも可能です。
それらに加えて、エムデンはドイツ製533mm魚雷を発射するために、2基の双発魚雷発射管を搭載しています。
武装が備わっており、生存性があるとても危険なエムデン軽巡洋艦は、『War Thunder』の海戦にいおいて主要な軍事力となるでしょう!
『War Thunder』艦隊CBTの参加者の皆さまは間もなくこの刺激的で強力な戦艦の舵を執ることができます。
海戦が指揮官の皆さまをお待ちしています!
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