AMX-50 Foch:競争するカメ
今回の開発ブログでは、開発ブログ内ミニシリーズでとりあげてきたAMX-50戦車シリーズの最終回を記念し、
『War Thunder』における歴史的開発、そしてゲーム内での性能に着目します。
開発ブログシリーズで取り上げた全てのAMX-50における主な開発段階について、
プロジェクトの側面としてのみ開発された「AMX-50 フォッシュ 自走砲」で締めくくるのが最も相応しいでしょう!
『War Thunder』において、フォッシュはフランス陸軍研究ツリーのランク5に属し、まさに脅威を与える駆逐戦車で、
強力な防御力や迫力のある射撃能力、そして優れた機動性が揃っていることに、
プレイヤーの皆様にこの車両に注目せずにはいられなくさせます。
長い間ゲーム内には、フォッシュのコンセプトに似た戦車が存在しています。
ヤークトティーガーやT95、トータスやその他多くの戦車は、特に防御力や射撃能力において類似の特性が共通しています。
大抵の場合、このような戦車は戦場でかなり強力な存在となり、一定の速度を出して前進したり、
痛烈なダメージを惜しげもなく与えたり、敵からの反撃を簡単に払いのけることができます。
しかし、大抵の場合これらの能力機動性を犠牲にしているため、
前述した車両の多くは機敏性の高い敵から受ける側面攻撃への影響を受けやすくなります。
前面部分に優れた防御装甲が備えてある一方で、高いランクに位置するタイプのより強力な弾薬や、
そして武器などを打ち負かすことができ、さらに優れた機動性までもが盛り込んであるのです。
「機動性のある掩体壕」という一般的な呼び名の代わりに、機動性の高さと戦闘中における選択性の多量の自由さを司令官に与えます。
戦場の反対側で山腹が崩壊したため、防御の支援をしたいですか?問題ありません。
敵の防御が破壊したのを利用して早急に突破したいですか?もちろん、お好きにどうぞ。
要するに、フォッシュはいつでもどこへでも、無条件で司令官の命令に従います。
一旦位置につくと、プレイヤーの皆さまは、強力な120mm機関砲をかなり効果的に活用することができます。
しかし、これはSurbaisséにも搭載されている機関砲と同じものですが、
フォッシュは自動装填装置ではなく、通常通りの装填手順を使用しています。
つまり、フォッシュの操縦士は、Surbaisséの操縦士が楽しんでいる高い発射率の恩恵を受けることができないということです。
その代わり、搭乗員のスキル次第で、フォッシュは1分間に3発から4発を発射することができます。
機関砲が敵を破壊することができる程の十分な貫通力を備えている際は、敵を単体で倒していけばこの低い発射率は問題ではありません。
しかし、もし十分な貫通力が備わっていない際は、一発の攻撃で格納庫へと返しましょう。
フォッシュはこのカテゴリーに定着していたある種の型を打破したのにも関わらず、
このクラスに属している全ての戦車と同様の欠点が今尚解決されずにいます。
砲塔を装備していない砲郭式の駆逐戦車であるフォッシュは、前に位置している敵にのみ直接攻撃を行うことができ、
そのため側面からの攻撃をたやすく許してしまうのです。
車体の側面と背面の極めて薄い装甲により、敵はこの決断が最善だと分かっているため
迂回して射撃範囲を避けるきっかけを作ってしまいます。
これを防ぐため、優れた機動性を駆使して出来る限り頻繁に位置を変え、標的にするのが難しくなるようにしましょう。
さらに、小さい建物が連なっている場所や味方など、
側面と背面が覆われるような位置につくことで、最初の予期せぬ突然の攻撃を避けることに大いに役立つでしょう。
AMX-50フォッシュは、アップデート1.75「ラ・レジスタンス(La Résistance)」で『War Thunder』に登場し、
熟練の戦車兵や、特に長年存在している戦車で新しい試みを行おうとしているプレイヤーの中から多数のファンを獲得してきました。
今回の開発ブログは、AMX-50と派生型に焦点を合わせたミニシリーズで完結します。
皆さまの、この開発ブログについての感想を楽しみにしています。AMX-50のプロジェクト全体について、どう思いますか?
『War Thunder』で、敵として、または味方としてAMX-50やその派生型と戦いたいですか?またお会いしましょう!
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