Yak-38&Yak-38M:ホバージェット
2020-11-13 22:30
解説
Yak-38は、キエフ級航空母艦に搭載するためにYakovlev(ヤコヴレフ)設計局が1970年代初頭に開発した、垂直離着陸(VTOL)能力を備えたソ連の戦闘攻撃機です。『War Thunder』の次期大型アップデート「ニューパワー(New Power)」の実施に伴い、この非常に興味深い航空機の中でもより普及している2つの派生型が、まもなくソ連空軍ツリーのトップランクに登場します!
簡潔に言うと、従来の固定翼機とヘリコプターの両方の能力を兼ね備え、 |
ヤコヴレフYak-38M ジェット戦闘機 ソ連 ランクVI
長所
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短所
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『War Thunder』では、すでに開発ブログでもご紹介し、次期大型アップデート「ニューパワー(New Power)」の実施に伴い同じく登場するハリアージェット戦闘機に対応する機体として、このYak-38とその後期発展型が登場します。
ハリアーとは異なる型破りな設計を取り入れているYak-38は、この機体のパイロットとなる皆さまにより多くの副武装を提供します。
そして、これらをVTOL能力と組み合わせれば、戦場の真の戦力になれること間違いありません!
ソ連のYak-38Mとハリアーを区別する最も顕著な違いは、ハリアーに搭載されているジェットエンジン1基に対して、
Yak-38Mはジェットエンジン3基を搭載しているということです。
メインエンジンであるツマンスキーR-28-300ターボジェットエンジンは、7,300kgf(重量キログラム)の推力を発生させ、
機体下部の2つの推力ノズルに動力を供給します。
そして、他のエンジン2基は、コックピットの後ろに垂直に搭載されており、
それぞれ3,250kgf(重量キログラム)の推力を発生させるコレゾフRD-38ターボジェットエンジンとなっています。
後述のエンジンはVTOLの操縦時のみ使用されますが、ツマンスキーR-28-300ターボジェットエンジンは
VTOL操縦と前方推力を生成する時のどちらでも使用されます。
機体腹部と背部にある大きなハッチが開くと、垂直に搭載された2基のエンジンに空気が流れ込み、
後部にある推力ノズルが下を向くことでホバリングが可能となります。
パイロットの皆さまは、VTOL操縦中にこのエンジニアリングのシンフォニーを簡単に確認することができます。
全体的に、Yak-38Mは、通常飛行で最高速度約1,150km/h、ホバーモードでは最高速度450km/hに到達することができます。
十分な飛行特性を有していることを証明したYak-38Mですが、この航空機が搭載している非常に強力な武装も注目に値するでしょう!
この機体には、多種多様な無誘導爆弾、ロケット、追加のガンポッドだけでなく、
名を馳せたR-60空対空ミサイルとKh-23M空対地ミサイルといった誘導兵器も搭載可能です。
そのため、地上支援から戦闘空中哨戒までの幅広い戦闘任務に、比較的容易に配備することができます。
Yak-38Mは、ソ連空軍ツリーの中で、ヤコヴレフラインで最上位となる新たなトップランクの航空機として、
すべてのパイロットの皆さまが研究可能となります。また、Yak-38の初期生産型は、
Gaijin.Netストアにて特別なパックとしてのみ入手可能となります。この2機の航空機に大きな違いはありませんが、
Yak-38はプレミアム機体であるため、全ての購入者に追加の報酬を付与するだけでなく、
特に新しいVTOL能力を試したいパイロットの皆さまへその即時アクセスも提供します!
Yak-38とYak-38Mは、次期大型アップデート「ニューパワー(New Power)」の実施に伴い、
『War Thunder』のソ連空軍ツリーのトップランクに登場します。
それまでは、『War Thunder』の次期大型アップデート「ニューパワー(New Power)」に関する情報も、
最新の記事で忘れずに確認しましょう!それではパイロットの皆さま、またお会いしましょう。
The War Thunder Team
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